噂:任天堂、「スーパーマリオ」 35周年記念で『3Dワールド』などの過去作リマスターや『ペーパーマリオ』新作を計画か


スーパーマリオ 3Dワールド

 

2020年、1985年に『スーパーマリオブラザーズ』が誕生して35周年を迎えます。任天堂はまた1つ節目を迎えるマリオを、新旧タイトルで盛大に祝う計画を持っているかもしれません。

VGCは複数ソースからもたらされた情報として、任天堂は『スーパーマリオ』が35周年を迎える2020年、アニバーサリーイベントを計画していると伝えています。

これまでに発売された『スーパーマリオ』タイトルをNintendo Switchでリマスターするのも35周年記念計画の一部であると。

そしてこの報道にEurogamerも追従。

任天堂がリマスターを計画しているタイトルには『スーパーマリオギャラクシー』(Wii、2007年)や『スーパーマリオサンシャイン』(GC、2002年)『スーパーマリオ64』(N64、1996年)が含まれています。

ファミコンやスーパーファミコン時代の『スーパーマリオ』タイトル(1〜3、USA、ワールド、ヨッシーアイランド)は Nintendo Switch Online (有料) に加入すると遊べるファミコン&スーパーファミコンで配信中。

任天堂はさらに、2013年に Wii U で発売した『スーパーマリオ 3Dワールド』の“デラックス”版や『ペーパーマリオ』シリーズの最新作など、まだ複数のマリオタイトルを発売する予定であるとも伝えられています。

Eurogamerの情報筋によれば、デラックスになる『3Dワールド』には新しいステージも収録されます。

スーパーマリオ 3Dワールド (Wii U)

任天堂は2020年、ユニバーサル・スタジオとの協業でテーマパーク内に任天堂のキャラクターや世界観をテーマにした「SUPER NINTENDO WORLD」をオープン予定。映画も制作が進められています。先日発表された『レゴ スーパーマリオ』も35周年のお祝いの一環だとか。

任天堂はこうした情報の真偽を問う取材に対し「噂や憶測にはコメントしない」といつも通りの回答を送っています。

さて、噂が事実だとすれば今年下期はスーパーマリオ35周年を祝うイベントが開催されたり、複数のマリオタイトルが登場することになります(日本での『スーパーマリオブラザーズ』発売日は1985年9月13日)。

ただし新型コロナウイルスの感染拡大が続き収束時期が見通せないなかで、あるいはそれ以外の不測の事態により、計画は見直しを迫られるかもしれません。

VGCによれば任天堂はE3 2020でスーパーマリオ35周年を祝うイベントも行う予定でした。しかしご存知のようにE3 2020は中止となりイベントも保留に。テレワーク、ラッシュ時間を避けての時差通勤、時短勤務といった開発環境の変化でスケジュール通りのソフト開発が難しくなることも考えられます。

以前は○○周年を祝うことをあまり積極的にしてこなかった任天堂。顔であるスーパーマリオの節目を大きく取り上げるようになったのも20周年あたりからでした。

20周年のときは「ゲームボーイミクロ」のファミコンデザインバージョンと、『ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ』の再販が実施。25周年のときはWiiで『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』と25周年記念の本体、ニンテンドーDSiLLの特別仕様本体が発売されました。

30周年はまだ記憶に新しいですが、Wii U向けに『スーパーマリオメーカー』が発売。さらに記念『amiibo』とサントラ、Newニンテンドー3DSでスーパーマリオメーカーデザインのきせかえプレートが発売されました。

今年初頭、「任天堂の2020年は旧作の再リリースがラインナップの中心になる」と伝えられたことがありました。

マリオと関係のない発表・発売済みラインナップを見てもすでにその傾向にありますが、マリオタイトルのリマスターが事実であれば、2020年はさらに多くの過去作で占められることとなりそうです。

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