【比較】『バイオショック コレクション』Nintendo Switch版の特徴や他機種板との違い


『バイオショック コレクション』なら、『バイオショック リマスター』『バイオショック2 リマスター』『バイオショック インフィニット:コンプリート・エディション』をまとめて楽しめる。

 

Take-Two Interactive / 2K Games と Irrational Games による、数々の受賞歴を持つシューティングRPG『BioShock』(バイオショック)シリーズが、任天堂の家庭用ゲーム機 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)にも対応。

『バイオショック リマスター』『バイオショック2 リマスター』『バイオショック インフィニット:コンプリート・エディション』をまとめた『BioShock: The Collection(バイオショック コレクション)』として2020年5月29日に発売されました。

PlayStation 4 / Xbox One 世代のソフトもスイッチに対応するようになってきていますが、はたして今回の『バイオショック コレクション』は任天堂のハイブリッドコンソールでどのように動作するでしょうか。

『バイオショック』3作を Nintendo Switch で

『バイオショック コレクション』には『バイオショック リマスター』『バイオショック2 リマスター』『バイオショック インフィニット:コンプリート・エディション』の3作品が収録されています。また『バイオショック2』のDLC『ミネルバズ・デン』を含む、発売後に配信されたすべてのシングルプレイヤー用追加コンテンツが含まれています。

※『バイオショック コレクション』のダウンロードには最低46GBの容量が必要です。また、SDメモリーカード(別売り)が必要です。必要なメモリー容量は変更される可能性があります。

バイオショック リマスター

社会の優れた頭脳の楽園となるはずだった場所が、一人の男の傲慢によって悪夢の暗黒郷と化した海底都市「ラプチャー」を探索しよう。

バイオショック2 リマスター

「実験体デルタ」となって「ラプチャー」を探索し、強力なビッグダディのプロトタイプとして、行方不明になった「リトルシスター」を救出する命がけのミッションに挑もう。

バイオショック インフィニット:コンプリート・エディション

悪者たちから借金を背負った私立探偵のブッカー・デュイットは不可能とも思えるミッションに挑むことになった──その目的は空に浮かぶ天空都市「コロンビア」に乗り込み、謎の女性「エリザベス」を救出すること。

Nintendo Switch版のパフォーマンス

今回、Nintendo Switch 版『バイオショック コレクション』の移植を担当したのは Virtuos。『Starlink: Battle for Atlas』(Nintendo Switch 版)や『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』『ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター』などを手がけています。

Virtuos による最適化のおかげで、収録3作品全てが良好に動作します。初代『バイオショック リマスター』『バイオショック2 リマスター』ではリマスターされたグラフィックが改良も含めてスイッチ版に搭載。テクスチャのクオリティ等はPS4/Xbox One版ほどでないにせよ、PS3 / Xbox 360世代のオリジナル版より優れた体験を提供します。

他機種の『バイオショック コレクション』と異なるのはフレームレート。他機種では60fpsをターゲットにしていますが、スイッチ版は 30fps での動作となっています。30fpsというのはオリジナル版と同じだそうですが、スイッチ版ではより安定して動かすことができているとのこと。

解像度に関してはTVモード時に最大1080p、携帯モード時は最大720pを目標とするダイナミック解像度(動的解像度)が採用。フレームレートを安定させるために、場面によっては解像度の低下が見られます。たとえば、初代『バイオショック』と『バイオショック2』では972p程度まで下がる場面が見られ、より描画力が求められる『バイオショック インフィニット』ではバトルシーンで 810p まで低下するおそれがあります。


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