ドイツ:2019年のゲームソフト売上トップ20、任天堂タイトルが11本を占める


 

ドイツの家庭用ゲーム市場における、2019年のベストセラーリストが公開されています(GfK調べ、集計対象はパッケージ販売のみ)。発売3年目でまだ普及期にある Nintendo Switch はドイツでも好調を維持。トップ20のうち11タイトルを任天堂が占めました。

最も売れているのはエレクトロニック・アーツのサッカーゲームシリーズ最新作『FIFA 20』で、アクティビジョンの『Call of Duty: Modern Warfare』がそれに続いています。3位は任天堂の『マリオカート8 デラックス』でした。

上位3タイトルは、イギリスや GfK による欧州15か国の年間ランキングと同じ並びとなりました。

トップ20内に任天堂タイトルが11本

マリオカート8 デラックス

『マリオカート8 デラックス』は、Nintendo Switch の発売初期、2017年4月に発売されたタイトルです。2019年も引き続き、スイッチユーザーにとってマストハブな1本として売れ続けました。

任天堂タイトルは上位20本のうち11本を占めており、ドイツでも Nintendo Switch の好調ぶりがうかがえます。

4位以下もトップ10内に『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』(4位)、『ポケットモンスター ソード』(5位)、『ルイージマンション3』(6位)、『スーパー マリオパーティ』(8位)がランクイン。

11位から20位では『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(13位)、『ゼルダの伝説 夢をみる島』(15位)、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(16位)、『ポケットモンスター シールド』(17位)、『スーパーマリオメーカー2』(18位)、『スーパーマリオ オデッセイ』(19位)が入っています。

EAも好調

任天堂の次に多くのソフトがトップ20入りをしたのはエレクトロニック・アーツでした。年間1位の『FIFA 20』(ドイツでも150万本以上を販売)をはじめ、前年版の『FIFA 19』(9位)、『Star Wars Jedi: Fallen Order』(12位)、『Need for Speed: Heat』(14位)の4本がランクイン。

一方、SIEやUbisoftは2018年と比べて振るいませんでした。昨年『Marvel’s Spider-Man』(6位)や『God of War』(8位)がヒットしたSIEの2019年は、『Days Gone』こそ11位に入ったものの、期待の『Death Stranding』がトップ20入りを逃す結果となっています。

『The Division 2』や『Ghost Recon Breakpoint』が期待を下回ったUbisoftは1本もトップ20入りせず。20万本を超えるヒットとなた『Anno 1800』も、トップ20入りはできませんでした。

ドイツ 2019年 トップ20

ドイツ市場の年間トップ20は次のとおりです。

  1. FIFA 20 (Electronic Arts)
  2. Call of Duty: Modern Warfare (Activision Blizzard)
  3. マリオカート8 デラックス (任天堂)
  4. New スーパーマリオブラザーズ U デラックス (任天堂)
  5. ポケットモンスター ソード (任天堂)
  6. ルイージマンション3 (任天堂)
  7. Red Dead Redemption 2 (Rockstar Games)
  8. スーパー マリオパーティ (任天堂)
  9. FIFA 19 (Electronic Arts)
  10. Minecraft (Microsoft)
  11. Days Gone (SIE)
  12. Star Wars Jedi: Fallen Order (Electronic Arts)
  13. 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL (任天堂)
  14. Need for Speed: Heat (Electronic Arts)
  15. ゼルダの伝説 夢をみる島 (任天堂)
  16. ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (任天堂)
  17. ポケットモンスター シールド (任天堂)
  18. スーパーマリオメーカー 2 (任天堂)
  19. スーパーマリオ オデッセイ (任天堂)
  20. バイオハザード RE:2 (カプコン)

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