任天堂から、新作タイトル『リングフィット アドベンチャー (RingFit Adventure)』が登場しました。体を動かすフィットネスと、敵とのバトルを含むアドベンチャーゲームが融合したゲームモードを含む、新しいフィットネスアドベンチャーゲームです。
発売日は2019年10月18日で、価格は8,778円(税込)。
このページでは、『リングフィット アドベンチャー』とはいったいどのようなゲームなのか。ゲーム内容や特徴、またNintendo Switch Liteでも遊べるのか?などについて紹介しています。
Contents
映像
https://youtu.be/pSYXpuiuD_s
『リングフィット アドベンチャー』とは
Nintendo Switchソフト『リングフィット アドベンチャー』は、セットに付属するピラティスリングのような新しい周辺機器「リングコン」と「レッグバンド」にJoy-Conを取り付け、身体に装着し、全身を動かして遊ぶ、フィットネスアドベンチャーゲームです。
Joy-Conを取り付けた「リングコン」と「レッグバンド」が腕や肩、胸、お腹、背中、お尻、脚など身体の各部位の動きを認識し、キャラクターと連動します。
ファンタジー世界を冒険しながら楽しく続けられる、長期間のフィットネス・プログラムの「アドベンチャー」のほか、
お手軽に始められる「ミニゲーム」や
気になるところをピンポイントに鍛える「シンプル」、
決められたフィットネス種目を連続でプレイする「セットメニュー」など、いろいろなスタイルで運動することができます。
アドベンチャー
「アドベンチャー」は実際に自分の身体を動かして移動、エクササイズメニューをこなして敵に攻撃、あるいは守備をするなどして戦いながらゴールを目指すモードです。敵を倒したりゲームの進行に応じてレベルアップ。主人公の能力が上がったり、新たなスキルを覚えたりします。
ワールド数は20、敵とのバトルで使用するフィットスキルは40以上が登場します。
自分のペースで主人公と成長しながら、ゴールを目指して冒険するだけで、自然に体を動かすことができるというモードです。
初公開の予告映像から、新商品が『Wii Fit』のような新しいエクササイズ系ソフトであることは予想できましたが、『リングフィット アドベンチャー』はアドベンチャーゲームを楽しめるモードも含むソフトでした。
Joy-Conに搭載された様々なセンサーと、新たな周辺機器「リングコン」と「レッグバンド」を組み合わせ、楽しみながら運動することができます。
階下や周囲への振動音が気になる、という場合は足踏みせず屈伸運動で移動ができる「サイレントモード」も搭載されています。
収録されているトレーニングについて
『リングフィットアドベンチャー』には60種類以上のフィットネスが収録されており、それらを使ってゲームを楽しむことができます。
収録されているフィットネスはすべて、パーソナルトレーナーの松井薫さんと、ヨガインストラクターの斉木美佳さんが監修。プロが監修した幅広い分野のトレーニングを楽しむことができます。
Joy-Con(R) で脈拍を測れる
また驚いたのが、Joy-Con(R)の機能を活用して脈拍を図ることができるという点。
Joy-Con(R)には「モーションIRカメラ」が備わっていて、「赤外線ライト」と「IRカメラ」(一般的なカメラよりも高い精度で赤外線を捉える)を組み合わせて物の動きを捉えています。
これを脈拍の測定にも応用。Joy-Con(R)のモーションIRカメラから赤外線を指先に照射し、反射してくる微小な光量の変化をモニタリングしています。なおあくまで目安の値であり、医療用ではありません。
脈を測れると聞くと、2010年E3で発表されつつも、製品化が実現せずにいる『Wiiバイタリティーセンサー』のことを思い出しますね。
『Wiiバイタリティーセンサー』は脈を測るだけでなく、そこから分かるより多くの生体信号を分析して見える化し、ゲームに反映させていく。そんな目標を掲げて開発が進められた周辺機器でした。
世の中の8割が自然に感じられる程度の精度であれば出せるけれど、任天堂が目指す、利用する99%が違和感のない精度に達するハードルを越えられていないということでペンディング状態となっています。
ゲームのボリュームについて
仕組みが良くても内容が単調でゲームのボリュームがなければすぐに遊ばなくなってしまいます。『リングフィットアドベンチャー』の「アドベンチャー」モードは20以上のワールドに250以上のコースが収録されており、1日30分のプレイで3か月以上楽しめるボリュームとなっています。
ミニゲームなども収録されており、楽しみながら運動を続けられる仕組みとなっています。
ダウンロード版はどこで買える?
『リングフィット アドベンチャー』も他の任天堂ソフトと同じく、パッケージ版とダウンロード版両方の形態で販売されます。
ただしプレイするために必要な機器がセットに含まれる関係か、『Nintendo Labo』のようにダウンロード版が販売されるストアはマイニンテンドーストアに限られるようです。ソフト単品での販売は、今のところありません。
Nintendo Switch Liteで遊べる?
『リングフィット アドベンチャー』はJoy-Conと「リングコン」「レッグバンド」を組み合わせて遊ぶゲーム。映像や公式サイトなどを見ると「※このゲームを遊ぶには、Nintendo Switch本体(別売)が必要です。」「「Nintendo Switch Lite」ではプレイできません。」といった注意書きを確認することができます。
Nintendo Switch Liteでは遊ぶことはできない?
『リングフィット アドベンチャー』は、スイッチのプレイモードのうち「TVモード」と「テーブルモード」に対応。Joy-Conを本体から取り外して「リングコン」と「レッグバンド」に装着する必要があるため、「携帯モード」で遊ぶことはできません。
Nintendo Switch Liteは携帯専用のゲーム機であるため、Nintendo Switch Liteで『リングフィット アドベンチャー』を遊ぶことはできません。
現時点では。
Nintendo Switch Liteは本体のコントローラーだけでなく、Joy-Conを無線接続して操作することも可能です。あくまで現時点では、Joy-ConがあればNintendo Switch Liteでプレイ可能となるソフトに『リングフィット アドベンチャー』は含まれていませんが、発売後のアップデートなどで対応することがあるかもしれません。
『リングフィット アドベンチャー』は2019年10月18日に8,778円(税込)で発売。ダウンロード版はマイニンテンドーストア限定で販売されます。ダウンロードに必要な空き容量は「2.8GB」。プレイ人数は1人ですが、オンラインプレイに対応したモードが用意されています。