2011年にPlayStation 3で発売されたレベルファイブのRPG『二ノ国 白き聖灰の女王』が、Nintendo Switch や PlayStation 4 などへ対応。移植・リマスターとして再登場。
スタジオジブリの協力により、アニメーションの中を冒険しているかのような体験を楽しめるファンタジーRPGを、現行機種で再び遊ぶことができるようになります。
このページではNintendo Switch/PS4の移植・リマスター版移植・リマスター版の特徴やオリジナルPS3版との違い、追加要素について紹介しています。
Contents
『二ノ国 白き聖灰の女王』とは
『二ノ国 白き聖灰の女王』は、2011年11月にレベルファイブから発売されたPlayStation 3用RPG。ストーリーは2010年にニンテンドーDS向けに発売された『二ノ国 漆黒の魔導士』と同じですが、据置ハードのスペックをいかし、スタジオジブリによるアニメーションをリアルタイム3D CGで表現。アニメーションの世界の中に入って冒険しているかのような体験をすることができました。
あらすじ
ある事故で最愛の母を亡くしてしまった少年オリバー。そんな彼の前に現れたナミダの妖精シズクは、自分の住む「二ノ国」を脅かす存在「ジャボー」を倒せば母を救えるかもしれないと告げる。その話を聞いたオリバーは二ノ国に旅立つことを決意する。
オリバーを常に監視する灰の女王レイナス、行く先々に現れる謎の少女。2人の正体とは?そして、オリバーを待ち受ける強大な存在とは……?
オールインワン・エディション
2012年には同じくPS3で『二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション』が発売。2011年の通常版との違いは、イージーモードの追加や発売後に配信された全ダウンロードコンテンツの収録、イマージェン3体が追加、そして価格も改定されました。
2019年版の『二ノ国 白き聖灰の女王 for Nintendo Switch』『二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED』は、この『二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション』がベースとなっています。
より簡単なモードで遊ぶことができるので、ジブリアニメーションで描かれる世界観は気になるけどRPGは苦手という方や、ストーリー重視で楽しみたいという方でもゲームを進めやすくなっています。
アナウンストレーラー
各機種の特徴、比較
機種ごとの特徴は次の通りです。
PS3 | PS4 | Switch | |
---|---|---|---|
解像度 | 720p | PS4 : 1080p PS4 Pro : 1440p / 4K | TVモード : 720p 携帯モード : 720p |
フレームレート | 30fps | 1080p / 1440p : 60fps 4K : 30fps | TVモード : 30fps 携帯モード : 30fps |
テクスチャ・ライティング強化 | ● | ||
イージーモード | ● | ● | ● |
全DLC収録 | ● | ● | ● |
PS4/Steam版は4K画質に対応
PS4/Steam版の『二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED』は、『二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション』をベースとしてグラフィック面が強化。
テクスチャやライティングも手が加えられていて、質感や陰影がより一掃美しく表現されています。
PS4 ProやハイエンドPCなら最大4K解像度にも対応。1080pまたは1440p表示の場合は60fpsの滑らかなフレームレートで描かれます。
Nintendo Switch版の特徴
一方、リマスターは冠されず『二ノ国 白き聖灰の女王 for Nintendo Switch』と名付けられたNintendo Switch版は、オリジナルPS3版の移植に近く、画質は720p/30fpsで表示されます。TVモードと携帯モードとで同じ品質を実現しているようで、携帯機のように持ち出せるスイッチの特徴をいかし、いつでもどこでも『二ノ国 白き聖灰の女王』をそのまま遊べる仕様となっています。