カプコンのサバイバルホラー『バイオハザード』シリーズが続々と Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に対応。『バイオハザード5』と『バイオハザード6』が 2019 年 10 月 31 日に発売されました。
『バイオハザード1』『バイオハザード0』『バイオハザード4』に続いて、任天堂プラットフォームでは未発売だった『バイオハザード5』『バイオハザード6』も Nintendo Switch に登場。
基本的には現行他機種(PlayStation 4/Xbox One)で発売されているバージョンの移植となっているようですが、スイッチでどのように表現されているでしょうか。このページではスイッチ版の特徴や他機種版との違いをまとめています。
Contents
バイオハザード5がNintendo Switchに対応
バイオハザード5 について
『バイオハザード5』(BIOHAZARD 5、海外タイトル:Resident Evil 5)は 2009 年 3 月に PlayStation3 / Xbox 360 で発売された、サバイバルホラー『バイオハザード』シリーズ第 7 作目であり、シリーズ初の HD タイトル。
舞台はシリーズ 1 作目の洋館事件やラクーン事件から 10 年後、バイオテロの脅威にさらされた灼熱の大地、アフリカ。初代や『バイオハザード CODE:Veronica』『バイオハザード アンブレラクロニクルズ』にも登場したおなじみクリス・レッドフィールドと新たなパートナー、シェバ・アローマを主人公に、眩しい「光」や見えない「闇」を巧みに使った新しい恐怖が幕を開けます。
テーマは「絆」と「恐怖」。
本格的なCo-opプレイ(協力プレイ)が導入された本作の特徴はスイッチ版でも生かされており、画面分割やローカル通信プレイ、オンラインプレイと様々な形でマルチプレイを楽しむことができます。
アンブレラ社の生物兵器流出により、引き起こされた未曾有の生物災害「ラクーン事件」から約10年。事件の生還者、クリス・レッドフィールドは対バイオテロ部隊BSAAのエージェントとして活躍していた。彼はアフリカ某国、キジュジュ自治区での生物兵器密売人の拘束作戦への参加を契機に、この地で進行する巨大な陰謀、そしてウェスカーの関与を知ることなる…。
Nintendo Switch 版の特徴
Nintendo Switch 版『バイオハザード5』は、2016 年に発売された PS4 / Xbox One 版をベースに、スイッチ向けに調整したバージョンとなっています。最も易しい難易度「AMATEUR」の難易度がさらに緩和されていたり、一部のアクションボタン・イベントが自動で成功するオート設定など、プレイアビリティを高めるチューニングが施されています。
また別売だった追加コンテンツも「ザ・マーセナリーズ ユナイテッド」を含めあらかじめ収録される完全版仕様です。
マルチプレイ
『バイオハザード5』で本格導入されたCo-op(協力)プレイ。スイッチ版では画面分割による2人までのCo-op(協力)プレイに加え、最大4人まで参加可能なローカル通信プレイとオンラインプレイにも対応しています(オンラインプレイにはNintendo Switch Online加入が必要)。
1台の Nintendo Switch で Joy-Con をおすそわけしての協力プレイや 2 台の Nintendo Switch を持ち寄ってそれぞれの画面で遊ぶなど、さまざまな形でマルチプレイを楽しむことができます。
収録されている追加コンテンツ
Nintendo Switch版『バイオハザード5』ではゲーム本編に加えて以下の追加コンテンツが予め収録されています。
- ザ・マーセナリーズ・ユナイテッド
※本編に収録されている「ザ・マーセナリーズ」とDLCとして追加された「ザ・マーセナリーズ リユニオン」を1つに統合。さらに、PC版の追加コンテンツ「ザ・マーセナリーズ・アンリミテッド」までも実装。総勢18体に及ぶキャラクター、ステージをすべてが最初から選択可能で、全ての「ザ・マーセナリーズ」コンテンツを楽しむ事ができる。 - 追加エピソード1:ロスト・イン・ナイトメアーズ
- 追加エピソード2:デスパレート・エスケイプ
- ヴァーサス
- エクストラコスチューム
※Switch版に収録される「ザ・マーセナリーズ・ユナイテッド」は、既発売の各機種版『バイオハザード5』に収録されているコンテンツをベースに再構成したもの。キャラクターやステージの追加といった新要素はありません。
ジャイロ操作に対応
アップデートにより、Joy-Con 機能を活用したジャイロ操作に対応。通常のボタン操作に加えて、Joy-Conの機能を使ったジャイロ操作を選択できるようになりました。照準を合わせて敵を狙う、ナイフで攻撃する、銃弾のリロード、敵を振りほどくといった動作を直感的に楽しむことができます。
なお Joy-Con 機能のすべての使用するには Joy-Con 2本持ちでプレイする必要があります。「照準で敵を狙う」に限り、「携帯モード」や「Nintendo Switch Lite」「Joy-Con(横持ち)」「Nintendo Switch Proコントローラー」でプレイ時にも使用できます。
販売形態
Nintendo Switch版『バイオハザード5』は、単体ダウンロード版と『バイオハザード4』『バイオハザード5』『バイオハザード6』をセットにしたパッケージ版の『バイオハザード トリプルパック』が発売されます。
ただし『トリプルパック』を購入した場合であってもゲームカードに収録されるのは『バイオハザード4』のみという点は注意が必要です。『バイオハザード5』と『バイオハザード6』に関してはパッケージ版のゲームカードは無く、別途ダウンロードする必要があります。またダウンロード番号には有効期間が設定されています。購入時にご確認ください。
※Best Price版のダウンロード番号の有効期間:2023年11月16日(木)~2025年11月17日(月)
ダウンロードに必要な空き容量は『バイオハザード5』が「約19GB」、『バイオハザード6』は「約18GB」。空き容量が少ない場合は不要なソフトを削除したり、microSD カードを追加して空き容量を確保しましょう。
Nintendo Switch 版の画質・解像度・フレームレート
オリジナルの『バイオハザード5』は2009年に発売された PS3 / Xbox 360 世代のソフトですが、スイッチ版は2016年に PS4 / Xbox One で発売されたバージョンをベースに調整されたバージョンです。スイッチ版のゲーム画面の見栄えは印象的で、PS3 / Xbox 360 版以上の画質・解像度となっています。
スイッチ版の解像度はTVモード時に1080p、携帯モード時に720p。
画質
フレームレート
ただしフレームレートは PS3 / Xbox 360 版により近く、30fps をターゲットに 25 〜 40fps 前後で上下します。
- 画面解像度 : 1080p (TVモード) / 720p (テーブルモード・携帯モード)
- フレームレート : 30fps