セガサミーホールディングスが10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算(4-9月)は、純利益が前年同期比47%プラスの99億円でした。売上高は3%減の1655億円、営業利益は43%増の146億円、経常利益は39%増の127億円でした。
パチンコ・パチスロの遊技機事業は売上高が25%減の441億円、営業利益は19%減の79億円と苦戦が続いているものの、ビデオゲームを含むエンタテインメントコンテンツ事業が改善。売上高は8%プラスの1159億円となりました。営業利益は107%増の128億円でした。
リゾート事業も売上増。7%プラスの55億円でした。一方、営業損失は続いており、16億円の赤字でした。
エンタテインメントコンテンツ事業では前年同期に営業損失を出していたスマホ・PC向けオンラインゲーム(デジタルゲーム)分野の収益が改善。タイトル提供等に伴う収益を計上したことや、前期に実施した減損処理により費用が減少したことなどで売上高は236億円、営業利益は56億円となりました。
パッケージゲーム分野では『メガドライブミニ』を発売したほか、第1四半期に発売したタイトルのリピート販売が堅調でした。ソフトウェアの販売本数は1137万本で、1118万本だった前年同期を上回っています。
こうした結果、パッケージゲーム分野の売上高は321億円、営業利益は40億円となりました。