2012年に発売されたRebellion Developmentsのタクティカルシューター『スナイパーエリートV2』(PS3/Xbox 360/Wii U)が、リマスター版となって第8世代向けに発売されました。日本語版も2019年10月31日に発売。
対応機種はPS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC。
スナイパーとして狙撃を追求するスナイピング特化型シューターは、2012年のオリジナル版からどのくらい進化したのでしょうか。
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スナイパーエリートV2 オリジナルとリマスター版とのグラフィック比較
まずリマスター版全体を通しての比較トレイラー。より細かなディテールまで描き込まれ、エフェクトも追加され刷新された新しいビジュアル。改善されたキャラクターモデル、武器、車両等。
4K HDR画質や60fpsのサポート(対応機種のみ)など、単純リマスターにとどまらない画質向上が見られます。
Nintendo Switch版もリマスターとしていくらかのビジュアル強化が図られ、前世代と比べると画質の向上を確認できます。ゲームプレイに支障をきたすようなフレームレートの低下もないようです。
ただしより高画質な4K HDRや60fpsサポートが無いため、他の現行世代と比較するとやはり見劣りします。
大画面でより高画質なゲームプレイを楽しみたいのであればPlayStation 4 Pro / Xbox One Xを選ぶべきであるというのは本作に限りませんが。
Nintendo Switch版の特徴
リマスター版では強化されたグラフィックやフォトモード、『Zombie Army』シリーズからの7人の新規キャラクター、すべてのDLCの収録に加えて独自機能を収録。
Nintendo Switch版も最高ではないにせよビジュアル面はオリジナル版と比べて進化していますし、全コンテンツの収録やフォトモード、新キャラクターといった新要素も含まれています。
それらに加えて、最大4人までのローカルマルチプレイ、モーション操作(ジャイロ操作)、Proコントローラー操作に対応、HD振動といった独自要素があります。携帯モードで遊べるのはSwitchならではの強み。
ただしオンラインマルチプレイの人数は他機種が16人なのに対してSwitch版は最大8人までとなっています。
Sniper Elite 3 Ultimate Edition も控える
年内には『Sniper Elite 3 Ultimate Edition』もNintendo Switchに到着予定。
すべてのアップデートとDLCを収録し、モーション操作(ジャイロ操作)とローカルマルチプレイを特色としています。
『3』はWii Uでは発売されていないため、任天堂プラットフォームで初めて遊べるようになります。