【比較】『チームソニックレーシング』Nintendo Switch版の特徴やPS4版との違い、携帯モードでのパフォーマンス


 

3人1組でチームを組んでレースへ挑むセガのレースゲーム『チームソニックレーシング』(Team Sonic Racing)。発売日は2019年5月21日。開発は Sumo Digitalで、彼らが手がけるソニックシリーズのキャラクターが登場するレースゲームとしては、2012年の『ソニック&オールスターレーシング TRANSFORMED』以来の新作です。

対応機種はNintendo SwitchやPlayStation 4、Steam、Xbox One(海外のみ)。

このページでは、Nintendo Switch版の特徴や他機種版との違いについて紹介しています。

『チームソニックレーシング』とは

『チームソニックレーシング』は、ソニックユニバースからソニックをはじめとする全15キャラクターが参戦するレーシングゲーム。キャラクターはそれぞれ「スピード」「テクニック」「パワー」タイプに分かれていて、3人1組でチームを組んで、仲間と協力してチーム単位で勝利を目指す独特のレースを体験することができます。

ゲーム中に獲得したパーツを使って、レーシングマシンのカスタマイズが可能。性能や外見を変更することができます。これにより、短所を補ったり、長所をより伸ばしたりといった戦略が生まれます。

コースはサーキット場や氷の世界、カジノ、ピラミッドなど自然の地形を活かしたものから巨大建造物にいたるまで多彩な21種類。ソニックシリーズらしい分岐も存在しています。

通常レースのほかに、ボス戦やチャレンジミッションといったルールで遊ぶことも可能。またキャラクター総出演&フルボイスのオリジナルストーリーが楽しめるアドベンチャーモードも搭載。グランプリ、エキシビション、タイムトライアルなども収録されています。

Nintendo Switch vs. PS4 Pro グラフィック比較、フレームレートテスト

Nintendo Switch版とPS4版(PS4 Pro)のグラフィック比較です。PS4版は通常PS4が1080p、PS4 Proだと1440pとより高精細に表示。フレームレートは最大60fpsで遊ぶことができます。PS4 Proのほうがより安定して60fpsを維持することができています。

一方スイッチ版はTVモード時は900p、携帯モード時は720pとなります。フレームレートはTVモード・携帯モードともに30fpsで安定。スイッチ版の方でも、ソニックらしいカラフルな世界で高速レースを楽しむことができます。

見た目にTVモードと携帯モードとでそれほど差がないので、ひょっとすると6.2インチ画面の携帯モードで遊ぶときのほうが綺麗な印象を受けるかもしれません。

マルチプレイ時、2人のときは30fpsで1人用と同じように遊ぶことができますが、4分割したときは20fps前後に落ち込んでしまいます(PS4版は30fps)。

Nintendo Switch vs. PS4 ロード時間

ロード時間はどうでしょうか。

コース選択の場面ではPS4版に分があるものの、意外にもオプション画面ではSwitch版のほうがわずかに優れた結果となりました。

Nintendo Switch版とPS4版の仕様比較

SwitchPS4
チームソニックレーシング - Switchチームソニックレーシング 新価格版 - PS4
画面解像度TVモード : 900p
携帯モード : 720p
PS4 : 1080p
PS4 Pro : 1440p
フレームレート30fpsPS4 : 最大60fps
PS4 Pro : 60fps
プレイ人数1 – 4人1 – 4人
ローカル通信プレイ2 – 8人
オンラインプレイ2 – 12人2 – 12人

Nintendo Switch版の特徴

Nintendo Switch版『チームソニックレーシング』は、画面の綺麗さや滑らかさではPS4版に劣るものの、ハードの特徴を活かした独自要素としてローカル通信プレイに対応。携帯ゲーム機で遊ぶときのように、本体を持ち寄って皆でわいわいマルチプレイを遊ぶことができます。


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