2018年は、復刻ハードが相次いで発表・発売された1年でした。セガは『メガドライブ(ジェネシス)』、SNKは『NEOGEO』、そしてSIEは初代『プレイステーション』を復刻。レトロハードの間で再び競争が過熱しています。

しかし北米で2018年12月、そして2018年の年間のプラグ・アンド・プレイ・デバイス市場を制したのは、2016年に発売され、2周年を迎えた「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(NES Classic Edition)」でした。

ミニファミコンの人気は続く、2018年に最も売れた復刻ハードに

「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(NES Classic Edition)」は、据置型ゲーム機がハード移行期に差し掛かっていた任天堂が、2016年のホリデー商戦期用に投入したファミコンの復刻版。想定を上回る人気により一時は販売を休止していましたが、2018年6月より販売を再開しています。

手のひらサイズのミニファミコンには、『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』など、30タイトルの懐かしいファミコンソフトがあらかじめ収録。テレビなどモニターに接続すればすぐに遊ぶことができます。

「ニンテンドークラシックミニ」シリーズは、任天堂としては数量限定・期間限定の一時的な商品という位置づけ。現在は定番ラインナップに加わっていますが、そう遠くないうちに販売を終了する計画であることが明らかになっています。任天堂アメリカのReggie Fils-Aime氏(レジー社長)によれば、ミニファミコンもミニスーパーファミコンも、ホリデーシーズンを終えればまもなく生産が終了します。

NPDのアナリストMat Piscatella氏によれば、2018年に販売台数でミニファミコンを上回ったハード(SKU単位)は、「Nintendo Switch【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】」だけでした。

本体バリエーションが複数ある家庭用ゲーム機と単一モデルで販売されている復刻ハードとを一概には比較できませんが、PS4やXbox Oneの個々のモデルをミニファミコンは上回っています。任天堂のレトロコンソールにはまだ確かな需要があるようです。

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