『メトロイドプライム4』が今年のE3に出展されなかった理由「開発は順調」


 

E3 2017で任天堂からNintendo Switch向けに開発されていることが発表され、タイトルのアナウンス映像が250万再生以上されている『Metroid Prime 4 (メトロイドプライム4)』ですが、E3 2018で続報はなく、新情報を心待ちにしていたファンにとっては残念なイベントとなってしまいました。

任天堂アメリカの社長兼 COO を務める Reggie Fils-Aimé 氏(レジー社長)によれば、開発の初期段階だったにもかかわらず昨年『メトロイドプライム4』を発表したのには、特別な理由があったようです。

昨年『メトロイドプライム4』を発表したのは、ニンテンドースイッチで『メトロイド』シリーズを開発中であることを、ファンに対して強調する狙いがあったとレジー社長はThe Vergeに対してコメント。昨年はニンテンドー3DS向けに『メトロイド:サムスリターンズ』が発表・発売されており、メインラインの『メトロイド』体験はやってこないのかと失望させたくなかったとしています。

今年のE3ビデオプレゼンテーションで任天堂は、2018年内の発売ソフトを中心として、近い将来に遊べるソフトのマーケティングに注力しようと計画。そのため『メトロイドプライム4』は外れることになったとレジー社長は説明します(となると『メトプラ4』の発売は2020年3月期以降、E3 2019でお披露目?)。

レジー社長は2017年にタイトルを発表した件について「あらゆるルールには例外があります」と述べています。

オリジナル開発元のレトロスタジオではないチームによって、開発が進められているという『メトロイドプライム4』。現在の進捗状況はどうなんでしょうか。レジー社長は次のようにコメントしています。

「まだ開発中ですが、順調に進んでいます。適切なタイミングで、より多くの情報を共有していきます」

『メトロイドプライム4』の詳細発表まではまだしばらく待つことになりそうですが、今年のE3では『メトロイド』関連の動きが1つありました。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』の最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にて、サムスが参戦することに加え、ボスキャラクターの「リドリー」の新規参戦が決定。色違いでメタリドリーも登場します。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は12月7日に発売予定。


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