13日のプレゼンテーションにて、発売日や価格、本体仕様等、ソフトラインナップなどの詳細情報は明らかになった「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。
本体、コントローラの機能やゲームに特化した内容で、ニンテンドーeショップで販売されるダウンロードソフトやバーチャルコンソールなどのデジタルコンテンツ、あるいは Wii U の時はフィーチャーされていたゲーム以外の用途については触れられませんでした。
特に気になるのがオンライン部分ですが、WIRED のインタビューに応じた任天堂アメリカのレジー社長が、気になる Nintendo Switch のオンライン周りについて、少しのヒントを与えてくれています。
VCなどオンライン周りの話は本体発売までに改めて発表
レジー社長によると、任天堂は Wii / Wii U のバーチャルコンソールにかなりの金額を費やしている情熱的な任天堂ファンがいることを認識。また Wii から Wii U の時とは異なり、旧機種と下位互換の無い Nintendo Switch への移行に際して懸念があることも理解しているといいます。
プレゼンで具体的な説明のなかったオンライン関連サービスについてレジー社長は、本体発売までにしかるべきタイミングでそれらオンライン体験に関する様々な詳細を伝えるタイミングがあるので、今後の情報を待っていてほしいとコメント。VCの移行に関しても、話せるまで待ってほしいとして、任天堂社内で何らかの対応策が検討されていることを示唆しました。
Wii U では「Wiiモード」によって Wii が再現。ディスクソフトから購入済みのデジタルコンテンツ、各種チャンネルを利用できました。また Wii で購入済みの VC を Wii U 版 VC として遊びたい場合、買い直しにはなってしまうものの、優待価格が適用されました。
Wii U とスイッチには互換性が無いため、Wii から Wii U へ移行した時のようにはいかないでしょうが、ニンテンドーアカウントやNNIDを通じて購入履歴は保存されているので、何らかのサポートは期待したいところ。
有料オンラインサービス特典の月替りゲーム、気に入ったら購入も可能
Nintendo Switch で新たに始まるサブスクリプション型の有料オンラインサービス。加入特典の1つに、月替りで楽しめるファミコン/スーパーファミコンソフトがあります。サービス内で提供される特典ゲームは、期限が来るとまた別のゲームに切り替わってしまいますが、レジー社長によれば、ゲームを購入するオプションも用意されているということです。
有料オンラインサービスには、月替りゲーム以外にオンライン上の協力・対戦プレイやスマホを活用するボイスチャット、利用者限定割引といったサービスが含まれています。