2006年にはじまり、今年で13回目を迎えた世界最大のDIY (Do It Yourself) イベント「メイカーフェア」に、任天堂が『Nintendo Labo』で出展。発売前の注目度の高さや期待する声の大きさに反して、セールスはまだそれほど大きな動きとはなっていないラボですが、イベント期間を通して長蛇の列が並ぶ、大人気のブースとなったようです。
5月18日から3日間、サンマテオ・イベントセンターで行われた「メイカーフェア・ベイエリア 2018」に任天堂も出展。『Nintendo Labo』特設のパビリオンを作る形で参加しました。今回任天堂は、最上位スポンサーである Goldsmith Sponsors のさらに1つ上、Presenting Sponsors としてイベントに参加しました。
任天堂アメリカのスタッフに話を聞いたBUSINESS INSIDER JAPANによると、ニンテンドースイッチと『Nintendo Labo』は、メイカーフェアと同じような楽しみを持って作られた製品であり、親和性が高いと考えたところが出展を決めた理由にあるのだそう。
発売されたばかりでまだ触ったことのない人が多い『Nintendo Labo』でしたが、出展は大成功。キットの組立てやその後の遊びを、大人も子供も楽しんだようです。
実際イベントでは、開催3日間を通じて長い列が続く大人気のブースだったとのこと。
Q. 僕も3日間、メイカーフェアの会場にずっといて、何度もNintendo Laboブースの前を通った。間違いなく、大人気ブースの1つだ。なんでブースを?
A. Nintendo Laboとメイカーフェアに親和性があると知って、スポンサーシップについてイベントの運営チームと話し合う中で、専用のパビリオンを作って多くの人に実際に触ってもらう、このやり方を決めた。
実際、多くの人が行列を作ってくれた。それだけじゃなく、このパビリオンの中で、Nintendo Laboに触ったことでお互いがアイデアをシェアし、交流しているのがすばらしい。会ったこともない人同士が、Nintendo Laboを通じて、友達になっていくんだ。それはすばらしいことだ。
メイカーフェアは世界各地で開催されており、日本でも東京ビッグサイトにて、2018年8月4日・5日に開催が予定されています。今のところ任天堂が、他のメイカーフェアへ参加する話は決まっていないようですが、「今後のことは、今回の結果を持ち帰って、たくさん会議をして決めるので、なんとも言えないけど、とにかくこの3日間は最高だった」「今後もいろいろなメイカーフェアでNintendo Laboを楽しんでもらえたら最高だと思う」とNoAスタッフはコメントしています。
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