Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) 版『大神 絶景版』が、2018年8月9日にカプコンから発売されました。
PS2で誕生した『大神』はその後 Wii、PS3、PS4 / Xbox One / PC(PS3以降はHDリマスターの絶景版)と様々なハードで発売されています。
今回のNintendo Switch版は、過去に発売されたバージョンとどのような違いがあるのでしょうか。追加要素は?
コンテンツ
大神とは
『大神』(おおかみ)は、クローバースタジオ(のちにSEEDとして従業員が独立。その後 ODD と合併し現在はプラチナゲームズ)によって企画・開発され、2006年にカプコンから発売されたPlayStation 2用ソフト。ディレクターは神谷英樹氏。
水墨画のような筆のタッチを生かした日本画のような美しいグラフィックと、古代日本のような「和」をモチーフとした独創的な温かみある世界観、美しい情景の中繰り広げられる大冒険を楽しむことができる、ネイチャーアクションアドベンチャーゲームです。
2008年から2009年にかけてWii移植版が発売されたほか、2012年にはHDリマスター版「絶景版」がPlayStation 3で発売。「絶景版」はさらに、2017年にPlayStation 4 / Xbox One / PC(Steam)版も発売されています。PS4/Xbox One/PCの「絶景版」は4K画質(PS4 Pro / Xbox OneX / PC)に対応しました。
そして2018年夏、ついに Nintendo Switch 版も登場。
Nintendo Switch 版 大神 紹介映像
Nintendo Switch 版の特徴
Nintendo Switch 版は、ハードの特性を活かした操作方法が追加されました。
アマテラスの神業「筆しらべ」がタッチ操作(携帯モード推奨)およびJoy-Conのジャイロ機能を使ったモーション操作(TVモード、テーブルモード推奨)に対応。モーション操作はオン・オフや左右のどちらのJoy-Conで操作を行うか、また感度なども調整することができます。Switchの操作体系に最適化されています。
画質:解像度やフレームレートは?
スイッチ版の解像度は他の絶景版と同じくフルHDの1080p(TVモード時)。携帯モードでは画面解像度に合わせて720p表示となります。
フレームレートも他機種版と同じく秒間30フレームの30fps。
フィルターの調整もでき、TVモード、携帯モード、どちらでも安定したフレームレートで美しい世界の冒険を楽しむことができます。スイッチ版1本で、テレビの前でも携帯機のようなプレイスタイルでも遊べます。
PS2版、Wii版とNintendo Switch版 仕様比較
PS2 | Wii | Nintendo Switch | |
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開発会社 | クローバースタジオ | Ready at Dawn | BUZZ ヴァンテアンシステムズ |
画質 | 448p ※4:3 | 480p ※ワイドスクリーン対応 | 1080p ※TVモード時 720p ※携帯モード時 |
フレームレート | 30fps | 30fps | 30fps |
オリジナル版 | モーション操作 | タッチ操作 モーション操作 |
PS3版、PS4/Xbox One版とNintendo Switch版 仕様比較
PS3 | PS4 Xbox One | Nintendo Switch | |
---|---|---|---|
開発会社 | ヘキサドライブ | BUZZ ヴァンテアンシステムズ | BUZZ ヴァンテアンシステムズ |
画質 | 1080p | 1080p ※PS4 / Xbox One 4K ※PS4 Pro / Xbox One X | 1080p ※TVモード時 720p ※携帯モード時 |
フレームレート | 30fps | 30fps | 30fps |
備考 | 4K画質対応 | タッチ操作 モーション操作 |