任天堂、欧州でニンテンドーゾーンの提供を終了


 

日本では「すれちがい通信中継所」の稼働停止が発表され、徐々に縮小へと向かっているニンテンドー3DS関連サービスですが、ヨーロッパでは「Nintendo Zone (ニンテンドーゾーン)」の提供終了が、任天堂ヨーロッパ (Nintendo of Europe, NoE) の公式サイトで発表されています。終了となる日にちは日本と同日の2018年3月28日。欧州全域で、すれちがい通信中継所機能を含むニンテンドーゾーンのサービスが終了します。

欧州:ニンテンドーゾーンのサービス終了がアナウンス

任天堂はニンテンドー3DSのネットワークサービスを外出先でも楽しめるよう、家電量販店やセブンイレブン、ツタヤ、マクドナルド(終了済)などと協力して「ニンテンドーゾーン」サービスを提供。オンラインプレイや追加コンテンツのダウンロード、すれちがい通信などを利用することができました。

海外でも日本と同じように、同名サービス「ニンテンドーゾーン」のサービスを提供。「ニンテンドーゾーン」にはすれちがい通信中継所機能が含まれており、人口密度などの違いから、すれちがい通信が日本ほど活発ではない海外では、このニンテンドーゾーンがすれちがい通信を促進する役割を担っていました。

しかしながら今回、3月28日をもって、すれちがい通信中継所機能を含むニンテンドーゾーン全体のサービスが欧州で終了となります。任天堂は先日の「Nintendo Direct 2018.3.9」でニンテンドー3DS向けに新作ソフトを複数発表するなど、まだまだビジネスを継続していく考えではあるものの、とはいえ中心はすでに Nintendo Switch へと移っており、将来いつかくる3DSの卒業へ向け、段階的にその準備を進めているようです。

ちなみに、ニンテンドーゾーンは Nintendo Switch にも対応しており(3DSステーションは除く)、ニンテンドーゾーン設置場所であれば、インターネット設定からネットワークで「Nintendo Zone」を選択するとオンラインプレイを楽しむことができます。


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