米国での発表に続いて、日本でも任天堂から4月14日に生産終了のアナウンスがなされた『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ (米国名称:NES Classic Edition)』。ヨーロッパでも同様に、生産終了となったようです。オセアニアも終了が発表されており、昨年末から盛り上がった懐かしく新鮮なレトロコンソールの復刻版は、世界的に生産を終えます。
任天堂ヨーロッパの担当者は欧州ゲームメディア Eurogamer に対して「我々は Nintendo Classic Mini (ミニファミコン) の生産を終了しています」とコメント。「生産を再開する場合は、公式サイトにてお知らせいたします」と続け、日本と同じように、再出荷の可能性を残しました。
ミニファミコンは、当時のハードデザインを手のひらサイズで復刻し、『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』『ドンキーコング』など定番・人気のファミコンタイトルを30本を詰め込んだゲーム機。テレビとの接続は現代の環境に合わせてHDMIが採用されています。
ヨーロッパでは、NES(ファミコン)発売からちょうど30年という節目のタイミングで復刻されたミニファミコンは、日米と同じく、発売されるやいなや品切れ続出の人気商品となりました。任天堂は当初予定していた数量を世界の各地域で売り切り、年明け以降も増産を行っていましたが、結局のところ品薄なまま世界的に生産を終えることとなってしまいました。
生産終了発表を受けて、販売サイトでは値上がりの動き。日本でも価格が高騰しています。
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