「NES Classic Edition」のファミコンエミュはNERDが担当、「New3DSの3Dブレ防止機能」や「WiiU向けDS VC」などを開発する任天堂子会社


 

任天堂が海外で11月に発売予定の、復刻版ファミコン「NES Classic Edition(北米名称)」あるいは「Nintendo Classic Mini(欧州名称)」。

30の古典ゲームを内蔵した、表示画面モードの切替やHDMIケーブルによる簡単接続など、現代の環境に合わせた進化も見せるミニチュアNESです。

このNESに搭載されるエミュレーションソフトの開発を、パリに拠点を置く NERD(Nintendo European Research & Development)が担当していることが明らかになりました。既存のVCシステムを流用するのではなく、ミニNES用に新たに開発されたもののようです。

NERD は任天堂子会社として、

  • Wii U インターネットブラウザーのビデオプレーヤー
  • Wii U 向けのニンテンドーDS バーチャルコンソール
  • Wii U 向け Wii ディスクソフトのダウンロード版(Wii DL)
  • New3DSに搭載されている「3Dブレ防止機能」

といった技術で任天堂を支えています。

[追記]
9月30日、国内の任天堂から「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を11月10日に発売すると発表がありました。日本のファミコンをコンパクトにしたもので、海外版と一部異なる30タイトルを収録。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
メーカー: 任天堂
発売日: 2016-11-10
プレイ人数: 1-2人
映像出力: 720p、480p
音声出力: HDMI端子からのリニアPCM2CH出力
備考: 本品を使用するには電源供給用のUSB機器が必要です
特典: 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付

この記事をシェアする

Next

Previous