Appleは27日、3月28日を末日とする2015年度第2四半期業績(2015年1−3月期)を発表しました。売上高は前年同期比+27.0%の580億1000万ドル、営業利益は+34.3%の182億7000万ドル、純利益は+32.7%の135億6000万ドルでした。
Appleの2015年1−3月期は、iPhoneやMacが前年を上回る販売を記録。中でもiPhoneは前年同期比+40%の6117万台を販売。販売金額も前年比+55%の402億8200万ドルと、売上高全体の大部分を占めました。年末を含まない期間でこの数字。
ティム・クックCEOによれば、iPhoneへの乗り換え需要がこれまでよりも大きくなっているとのこと。
またMacも前年同期比+10%を達成。456万3000台を販売し、売上は56億1500万ドルでした。飽和が伝えられるiPadは23%の減少。そうは言いつつも、1262万3000台を販売。54億2800万ドルを売り上げました。
App Storeを含むサービス関連も前年を上回り、売上高は49億9600万ドル。iPdやApple TVなどその他プロダクトは10%減少の16億8900万ドルでした。
業績
- 売上高 – 580億1000万ドル(前年同期比+27%)
- 営業利益 – 182億7000万ドル(+34.3%)
- 純利益 – 136億ドル(+32.7%)
- 1株当たり利益 – 2.33ドル(+40.3%)
各デバイスの販売台数・売上高
- iPhone – 6117万台(前年同期比+40%) / 402億8200万ドル(+55%)
- iPad – 1262万3000台(-23%) / 54億2800万ドル(-29%)
- Mac – 456万3000台(+10%) / 56億1500万ドル(+2%)
- サービス – 49億9600万ドル(+9%)
- その他製品 – 16億8900万ドル(-10%)
地域別売上高ではアメリカ大陸が213億1600万ドル(+19%)、ヨーロッパが122億400万ドル(+12%)、中華圏が168億2300万ドル(+71%)、日本が34億5700万ドル(-15%)、その他アジア太平洋地域が42億1000万ドル(+48%)。
日本は減少しましたが、アジア、中でも中華圏で大きく売上を伸ばしています。
地域別売上高
- 米大陸 – 213億1600万ドル(+19%)
- ヨーロッパ – 122億400万ドル(+12%)
- 中華圏 – 168億2300万ドル(+71%)、
- 日本 – 34億5700万ドル(-15%)
- その他アジア太平洋地域 – 42億1000万ドル(+48%)
Appleは2015年度第3四半期(4-6月期)の業績について、売上高460億〜480億ドル、売上総利益率38.5%〜39.5%、営業費用56.5億ドル〜57.5億ドルを見込んでいます。