セガサミーHDから2014年4-9月期の連結業績が発表されました。売上高は前年同期比4.9%減の1542億4500万円、営業利益は同72.2%減の34億5200万円、経常利益は同76.6%減の33億4200万円、四半期純損失は20億7900万円でした(前年同期は113億4800万円)。
フェニックスリゾートが運営するフェニックス・シーガイア・リゾートの一部施設の解体費用引当金繰入額27億7800万円を特別損失に計上したこと等により、四半期純損益は赤字となりました。
ゲームソフトを含むコンシューマ事業の売上高は、前年同期比10.3%プラスの486億3100万円。デジタル分野が219億円(+24%)、パッケージ分野が153億円(-6%)、玩具が35億円(-29%)、アニメが66億円(+29%)、その他が8億円でした。増収となった一方で、広告宣伝費等の増加により営業利益は18.1%減の9億3900万円と減益に。
またゲームソフトの販売本数は、27%増の410万本(日本71万本、北米142万本、欧州196万本)でした。PS3やPS4、Xbox One向けが目標を上回った一方で、PS Vita向けが大きく未達でした。
前年同期比で減収減益となった上半期の実績を受けて、セガサミーHDは通期業績予想を下方修正しています。売上高は前年同期比2.1%減の3700億円、営業利益は53.3%減の180億円、経常利益は58.1%減の170億円、純利益は87%減の40億円。