バンダイナムコホールディングスは5日、2014年3月期第3四半期の業績を発表しました。売上高は3,681億2,600万円(前年同期比+5.0%)、営業利益は427億8,200万円(同-3.2%)、純利益は297億200万円(同+6.1%)でした。
家庭用ゲームを含むコンテンツ事業は、『GOD EATER 2』『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』『ディズニーマジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ』などハーフミリオンクラスの新規ヒットが複数生まれたほか、『太鼓の達人』など前期発売タイトルのリピートも好調に推移しました。またソーシャルゲームやスマートフォン向けアプリ、オンラインゲームも業績向上に貢献したとのこと。
映像音楽コンテンツも、『宇宙戦艦ヤマト2199』や『ラブライブ!』などの複数の新作タイトルや、アニメーション関連の音楽タイトルが好調に推移したほか、コンテンツ事業内の連動によりIP価値の最大化に努めた結果、コンテンツ事業の売上高は1,977億8,800万円(前年同期比+7.0%)、セグメント利益は325億7,800万円(同+5.1%)となっています。
2014年3月期Q3(2013年4-12月): 家庭用ゲームソフト
タイトル数・販売数量
- 国内: 103タイトル / 776万本
- 北米: 30タイトル / 449万本
- 欧州: 26タイトル / 319万本
主なタイトルの実績
- GOD EATER 2 / 63万本(PSP/PS VITA)
- ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル / 55万本(PS3)
- ディズニーマジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ / 47万本(3DS)
- ガンダムブレイカー / 40万本(PSP/PS VITA)
グループ全体のキャラクター別売上では、『機動戦士ガンダム』がQ3までに500億円を上回る実績を記録してトップに。既に2012年3月期(447億円)、2011年3月期(382億円)の通期実績を越えて成長を続けています。通期では693億円が見込まれています。
- 544億円 – 機動戦士ガンダム
- 238億円 – 仮面ライダー
- 217億円 – ワンピース
- 190億円 – スーパー戦隊(Power Rangers)
- 117億円 – アイカツ!
- 73億円 – ドラゴンボール
- 69億円 – プリキュアシリーズ
国内のアミューズメント施設の不採算店舗閉鎖費用などの損失計上により、従純利益の通期予想を290億円から255億円へ下方修正しています。売上高や営業利益、経常利益の予想は据え置いています。