スクウェア・エニックスHDから6日、2014年3月期第1四半期業績が発表されました。
売上高は240.8億円(前年同期比-3.3%)、営業利益6.8億円(前年同期は11.6億円の損失)、経常利益は14.9億円(前年同期は20.4億円の損失)でした。営業損益、経常損益ともに黒字化しています。
体制の立て直しを続ける中、開発中ゲームタイトルの見直しが行われ、コンテンツ評価損約16億円を特別損失として計上。この特損を主要因として四半期純損失は4.9億円(前年同期は20.7億円の損失)でした。
家庭用向けの目立ったタイトルが無い中、モバイル向けやドラクエ10等が堅調
第1四半期は、大型新作タイトルの発売が無かったために、家庭用ゲーム機向けのソフト販売は低調に推移。一方で、ブラウザ、スマートフォン等向けコンテンツは、プラットフォーム拡大やアジア圏でのヒットにより順調な推移を見せているとのこと。
また、Wii/Wii U『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』の運営も、堅調に推移しているとのこと。
デジタルエンタテインメント事業の売上高は115.7億円で前年同期比2.1%増加、営業損益も前年同期は1.1億円の営業損失だったものが、13.1億円の営業利益に黒字転換しています。
第2四半期以降の主なラインナップ
発売時期が公表済みの、第2四半期以降の主なラインナップは以下の通りです。
- Saints Row IV
- ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
- Kingdom Hearts HD 1.5 ReMIX
- ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族オンライン(Win版)
- ドラッグオンドラグーン3
- LIGHTNING RETURNS:FINALFANTASY XIII
- FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster
- Thief