EAの2014年3月期第1四半期業績、デジタル分野が拡大し損益改善


 

Electronic Artsから現地時間23日、2014年3月期第1四半期業績が発表されました。レポートによればNon-GAAPベースによる総売上高は4.95億ドル、純損失は1.21億ドルで、僅かながら前年より改善しています。


モバイル・携帯端末向けのデジタル収益は1.03億ドルで、前年比30%の増加。『Real Racing 3』はiOS市場におけるナンバー1レーシングゲームで、4,500万件以上のダウンロードを記録し、3月のローンチ以来、毎日平均200万以上のアクティブユーザーが居るということです。

『FIFA 13』のデジタル売上はこの四半期内で7,000万ドルを突破し、前年同期の『FIFA 12』と比較して92%もの上昇を見せています。また『FIFAオンライン3』の売上も『FIFAオンライン2』と比較して88%もの成長を見せるなど好調で、韓国市場ではナンバー1オンラインスポーツゲームの座を強固なものにしています。

またEAは今回のリリースの中で、テンセントと契約したことを発表。『FIFAオンライン3』の中国市場への投入計画を明らかにしました。

リテールタイトルの販売本数が増加した恩恵も受けて好調なデジタル分野の売上高は、前年同期比17%増加の3.78億ドルで第1四半期売上の76%を占め、メジャーなタイトル発売の無い中で業績に貢献しています。

EAはQ2(第2四半期: 7-9月期)の主力タイトルとして、『FIFA 14』『Madden NFL 25』『NCAA Football 14』『NHL 14』等をリリース予定です。

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