アップルは現地時間23日、2013年度第3四半期業績を発表しました。売上高は353億ドル(前年同期比-0.8%)、純利益は69億ドル(同-21.5%)でした。売上総利益率は前年同期の42.8%に対し、36.9%に低下しました。
販売台数を見ると、iPhoneが3,120万台(前年同期比+520万台)で4-6月期としては過去最高を記録した一方で、iPadが1,460万台(同-240万台)、Macは380万台(-20万台)に減少しています。リリースでは、iPodの販売台数は発表されませんでした。
「4-6月期はiPhoneの販売台数が3,100万台を超え、過去最高となったほか、iTunes、ソフトウェアそしてサービスからの売上高も大きく増え、特に嬉しく思います。近くリリースする予定のiOS 7とOS X Mavericksについては本当にわくわくしています。また、この秋から2014年にかけて発表する素晴らしい新製品に焦点を定め、全力で仕事に当たっています」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クックは述べています。
「当四半期中に78億ドルの営業キャッシュフローを生み出し、配当金および自社株買いにより188億ドルを株主に現金で還元したことを嬉しく思います」と、AppleのCFO(最高財務責任者)、ピーター・オッペンハイマーは述べています。
アップルは第4四半期業績について、売上高360~370億ドル、売上総利益率36~37%を見込んでいます。