Appleから米国時間23日、2013年度第2四半期業績が発表されています。第2四半期の売上高は436億ドル、純利益は95億ドルでした。
売上高は同時期として過去最高を記録したものの、純利益が10年ぶりに減益、利益率も37.5%に低下しています。利益率は第1四半期に続いて3割台。前年同期の利益率は47.4%で、約10ポイントの低下。
Appleによれば、 iPad mini を含む iPad の売上が予想以上に多かったことと、iPhone 4 の値下げ販売が理由として挙げられています。
Apple製品の2013年度第2四半期売上
- iPhone – 3,740万台(前年同期比+7%)
- iPad – 1,950万台(同+65%)
- iPod – 563万台(同-27%)
- Mac – 395万台(同-2%)
- iTunes Store や iBookstore等 – 41億1,400万ドル(前年同期比+30%)
- App Store の累計ダウンロード数 – 450億本
- iCloud のアカウント数 – 3億件
ティム・クックCEOは以下のようにコメントしています。
「iPhoneとiPadの好調な販売により、過去最高の1〜3月期売上高を報告できますことを嬉しく思います。各チームは素晴らしい新ハードウェア、ソフトウェア、サービスの開発に全力をあげており、今後発表される製品に我々全員がわくわくしています」
またピーター・オッペンハイマーCFOは以下のようにコメントしています。
「当四半期中の営業キャッシュフローは125億ドル、期末キャッシュ残高は1,450億ドルとなるなど、当社のキャッシュを生み出す力は引き続き非常に強固です」
アップルは6月10日より「WWDC 2013」を開催予定で、最新のiOSやOS Xが発表される見込みです。