テイクツーの4-6月はQ1として過去最高の売上高を達成、『GTA V』が500万本などデジタル販売・オンラインサービス好調


 

Take-Two Interactive は、2020 年 6 月 30 日に終了した 2021 年 3 月期第 1 四半期の業績を報告。デジタル販売やオンラインサービスが好調に推移したことで、売上高は前年同期比 54% 増の 8 億 3,130 万ドルを達成しています。純利益は 91% 増の8,850 万ドルでした。

高収益に大きく貢献したのは『Grand Theft Auto Online』や『Grand Theft Auto V』『NBA 2K20』『Red Dead Redemption 2』『Red Ddead Online』といった主力タイトル。『Borderlands 3』や『Sid Meier’s Civilization VI』『WWE』『The Outer Worlds』、Social Point が配信するモバイルゲームも寄与しました。

デジタルチャネルからの収益は、前年同期の 4 億 2780 万ドルと比較して 70% 増の 7 億 2620 万ドル。収益全体の 87% を占めました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で屋外での活動が制限。

そうしたなかで自宅でも楽しめるゲームへの関心が高まった結果、エンゲージメントの向上やデジタル、オンラインサービスに対する支出の増加が見られます。

主力タイトルが引き続き販売好調

セールス面のハイライトとしては、『GTA V』の累計セールスが1億3,500万本を突破。この第1四半期にも 500 万本を販売しています。『Red Dead Redemption 2』は累計 3,200 万本、『NBA 2K20』は累計 1,400 万本を販売。『Borderlands 3』も累計 1,050 万本と 1,000 万本突破タイトルに。Nintendo Switch 版が発売された『The Outer Worlds』は累計 280 万本となっています。

『RDR2』のこの第1四半期の売上は、前年同期と比較して2倍に増加。『NBA 2K』シリーズのDAU(デイリーアクティブユーザー数)は前年比で 82% 増加しました。

Take-Two の第2四半期は『PGA Tour 2K21』や『NBA 2K21』『WWE 2K Battlegrounds』『Mafia I Definitive Edition』といったタイトルが発売。デジタルの伸びを背景に、第2四半期からその先も期初の想定を上回る業績になることが見込まれています。

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