Take-Two Interactiveは5月13日、2019年3月期の第4四半期および通期決算を発表しました。第4四半期の売上高は前年同期比19.7%増の5億3900万ドル(うちデジタル配信が4億1350万ドル)、一方の利益面では、ソフトウェア開発費およびロイヤリティや販管費など費用がかさんで減益に。最終的な純利益は37.4%減の5683万ドルでした。
通期の売上高は48.8%増の26億6839万ドル、純利益は92.3%増の3億3383万ドルで大幅な増収増益を達成しました。
19年3月期はRockstar Gamesの新作『Red Dead Redemption 2』が年初の見通しを上回る記録的なパフォーマンスを見せ、好業績に大きく貢献したほか、累計9,000万本を突破した『NBA 2K19』を含む『NBA 2K』シリーズも好調、そして『Grand Theft Auto Online』『Grand Theft Auto V』が引き続き寄与。
『Sid Meier’s Civilization VI』や『Dragon City』『Monster Legends』『WWE SuperCard』『WWE 2K19』も貢献したタイトルでした。『シヴィライゼーションVI』の拡張パック『嵐の訪れ』は、同シリーズの拡張パックとして過去最高の売上を見せているとのこと。
Gearboxの『Borderlands』シリーズは2009年から数えて累計4,300万本を突破。『Borderlands 2』には未だに月100万人以上のユニークユーザーが集まる中、待望の最新作『Borderlands 3』が9月13日にローンチ予定です。
2020年3月期の見通しは第1四半期が売上高4億8500万〜5億3500万ドル、純利益は7400万〜8600万ドル。通期は売上高が27億〜28億ドル、純利益が3億8900万〜4億1800万ドルの見通し。