Take-Twoの4-6月は減収増益、少額決済や追加コンテンツ、デジタル販売が好調。『GTA V』は累計1億本へ


 

米テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアが8月2日に発表した2019年3月期第1四半期の決算は、前年同期と比べて7%売上高が減少。一方で、利益率の高いリカレント消費支出(少額決済や追加コンテンツなど)やリピートが好調だったことから、純利益は19%増の減収増益となりました。売上高は3億8800万ドル、純利益は7169万ドルで、事前予想を上回る堅調なスタートを切っています。

主な貢献タイトルは『Grand Theft Auto Online』と『Grand Theft Auto V』、『NBA 2K18』(1,000万本を達成)、『Dragon City』と『Monster Legends』、そして『WWE SuperCard』と『WWE 2K18』でした。

デジタル販売は17%増の3億1500万ドルでした。ここでの貢献タイトルは、『Grand Theft Auto Online』と『Grand Theft Auto V』『NBA 2K18』『Monster Legends』『Dragon City』『WWE SuperCard』でした。

Take-Two の CEO である Strauss Zelnick 氏は声明の中で「2019年3月期は、当社の予想を上回る第1四半期業績とともに、堅調なスタートを切りました」とコメント。「このパフォーマンスは、『GTA Online』や『NBA 2K18』、そして底堅い需要で今や累計1億本に達しようかという『GTA V』における、予想を上回るリカレント消費支出が牽引しています」としています。

予想を上回る業績となったQ1の数字を受けて、今後の見通しを上方修正。第2四半期の売上高を4億8000万ドル〜5億3000万ドル、税引前利益を5900万ドル〜7400万ドルとしています。通期予想は売上高25億ドル〜26億ドル、税引前利益は1億9400万ドル〜2億2900万ドル。

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