コーエーテクモホールディングスは10日、2018年3月期の上半期業績(2017年4月1日〜9月30日)について、連結純利益が前年同期比29%増の49億円になると上方修正を発表しました。当初は18%減の31億円の減益予想でした。
4-9月は任天堂の『ファイアーエムブレム』とのコラボレーションタイトル『ファイアーエムブレム無双』を Nintendo Switch と Newニンテンドー3DS 向けに発売したほか、PS4 用ソフト『仁王』のリピートやダウンロードコンテンツが好調でした。IP 許諾によるロイヤリティ収入が計画を上回るなど、利益率の高い分野が伸長したことに加えて、コスト削減も収益増に寄与。
営業利益は前年同期比53%減の13億円になりそうだとしていた前回予想から減益幅が縮小して25億円、経常利益も前回予想から22億円増の65億円でした。売上高はほぼ予想通り着地し1億円減の149億円でした。
なお、通期予想に関しては、年末商戦を含む第3四半期以降の売上や利益の比率が高く、収益を見通しにくいことから、前回発表の数字(売上高420億円、営業利益115億円、経常利益160億円、純利益117億円)を据え置いています。
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