カプコンの2016年4-6月期は14億円の最終赤字、為替差損、アミューズメント機器の反動減、家庭用はコスト増

カプコンが28日に発表した2017年3月期第1四半期(2016年4-6月期)の決算は、売上高が前年同期比24.9%減の109億2700万円、営業損益は7億2600万円の赤字、純損益も14億1100万円の赤字となりました。

前年同期の営業損益は20億2600万円の黒字、純損益は15億6900万円でした。

円高に推移した為替の影響や、主力のデジタルコンテンツ事業において利益率が悪化、またアミューズメント機器事業が前年ヒット作からの反動減で大幅な売上ダウンとなりました。

カプコンは今期、家庭用ゲーム機向け主力タイトルの発売時期を下期に集中させるように設定。そのため、上期の販売は比較的小粒なタイトルと、旧作のリピートに頼っています。

Q1は『逆転裁判6』や『バイオハザードアンブレラコア』が発売され、堅調に推移。ただ利幅の大きいリピート販売が伸び悩んだことや、新作投入に伴う開発原価の増加によって利益率が悪化。売上高は7.1%増の67億4000万円となったものの、営業利益は99.2%減で、ギリギリ黒字を確保する800万円でした。

もう1つ、第1四半期業績の足を引っ張る形となったアミューズメント機器事業。『スーパーストリートファイターⅣ』を投入し、5500台を販売していますが、前期ヒットした『バイオハザード6』の反動減が大きく売上高は72.5%減の16億6200万円、営業損失も6100万円を計上しています。前年同期は営業利益17億7200万円でした。

カプコン 2017年3月期第1四半期 業績

売上高:109億2700万円(前期比▲24.9%)
営業損失:7億2600万円(前年同期は20億2600万円の黒字)
経常損失:20億8000万円(前年同期は21億3500万円の黒字)
純損失:14億1100万円(前年同期は15億6900万円の黒字)

セグメント別売上高/損益

デジタルコンテンツ:67億4000万円(+7.1%)/800万円(▲99.2%)
アミューズメント施設:21億5700万円(+11.6%)/1億700万円(+205.9%)
アミューズメント機器:16億6200万円(▲72.5%)/営業損失6100万円
その他*:3億6600万円(+34.5%)/1億2600万円(+152.9%)
*その他事業は主にゲームガイドブック等の出版やキャラクターグッズなどの物品販売。

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