英国風パブ「HUB (ハブ)」が東証一部上場、記念感謝セールで生ビールが1杯180円に。1日限りの創業当時価格が復活


 

英国風PUB HUB (ハブ) を運営している株式会社ハブが、東京証券取引所の承認を受け、12月4日より現在の東証二部から東証一部へ指定替えとなることが決まりました。

一部上場を記念して、ハブは12月4日(月)に「株式会社ハブ 東証一部上場記念感謝セール」を開催。この日は終日、「HUB」と「82 ALE HOUSE」の全店で、キリン生ビール(1/2パイント)が創業昭和55年当時の週刊誌価格180円で販売されます。

ハブ、東証一部上場

180円という価格は、創業当時の週刊誌価格。週刊誌と同じ値段にすれば気軽に注文できる、来店してもらえるとの思いから設定されました。週刊誌価格との考え方は今もハブに根付いていて、キリン生ビールの1/2パインとは現在360円で販売されています。

ダイエーの子会社として設立されたハブは、1980年3月に第1号店、神戸三宮店をオープン(1986年9月閉店)。8月には六本木店を開店し東京へ進出。その後、キャプテンクックに事業継承されたり、ダイエーグループの外食事業再編でりきしゃまんに営業譲渡されたり、ダイエーグループの子会社として現在のハブが設立されたかと思えば、加ト吉傘下になったり、ロイヤルホールディングス(ロイヤルホスト)グループが筆頭株主になったりなど、美味しいビールや楽しい場を提供してくれる裏ではいろいろなことがありました。

上場は2006年4月。大阪証券取引所「ヘラクレス」に株式上場。その後、ヘラクレスとジャスダックの統合により2010年10月より「JASDAQ」に所属。2017年2月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更となり、12月、ついに東京証券取引所市場第一部への上場を果たします。

ハブの業績は、2017年2月期時点で18期連続の増収となるなど安定成長。既存店売上高も7期連続で前年実績を上回るなど好調です。

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