Ubisoft、カナダにオープンワールド研究開発の新拠点、AAAタイトルでモントリオールなど他スタジオと連携


 

次代への投資を続ける Ubisoft は4月6日、カナダのマニトバ州にある都市ウィニペグに、AAA タイトル向けのツールや技術研究開発を担う新スタジオを設立すると発表しました。今秋より事業開始予定。

カナダにある他の開発スタジオ、モントリオール、ケベック、サグネ、トロントと連携し『アサシン クリード』や『ファークライ』といった Ubisoft の人気フランチャイズで、より臨場感のある没入度の高いオープンワールドを生み出すことを目指します。

Ubisoft は3500万カナダドルを投資し、今後5年間でエンジニアやツール・プログラマー、テクニカル・アーティストその他職種で100名規模を雇用予定。

スタジオを率いるのは、モントリオールスタジオで『Far Cry 3』以降の作品に携わり、『Far Cry 5』ではプロデューサーを担当した Darryl Long 氏。

Ubisoft のカナダ国内スタジオを統括する Yannis Mallat 氏はウィニペグスタジオの役割について、

「技術開発やツール開発に注力し、『Assassin’s Creed』『Far Cry』『Watch_Dogs』といった Ubisoft の最も成功した世界的に有名なオープンワールドのゲームブランドを直接サポートする戦略的な役割を果たす」とコメント。

「大規模なデジタル世界を作り出すことはますます複雑になっています。移り変わりが速く競争の激しい我々の業界において、開発チームが最高の技術やツールを利用できることは最も革新的なゲームを開発し続けるためにとても重要です」

フランスに本社を置く Ubisoft は、世界30以上の国に1万3000人以上のスタッフを抱える、『Assassin’s Creed』や『Far Cry』『Rainbow Six』『Ghost Recon』『Splinter Cell』『The Division』『Watch Dogs』『Rayman』『Rabbids』『Just Dance』など複数の人気タイトルを保有する世界有数のゲームメーカーの1つ。

カナダのスタジオは、Ubisoft の大規模なオープンワールド開発の中核を担っていて、地域全体で4500人以上のスタッフが働いています。

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