9月29日の発売が迫る、エレクトロニック・アーツの世界的サッカーゲームシリーズ最新作『FIFA 18』。今年は「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」にも対応し、任天堂の家庭用ゲーム機への復帰作となっています。EA は来年以降の『FIFA』についても、任天堂プラットフォームで見られるだろうと発売される可能性が低くないと明かしました。

前世代機 Wii U でのソフト展開は、初年度のセールスから早々に凍結する判断を下した EA。しかし順調に普及が進むハイブリッドコンソール Nintendo Switch に関しては、慎重にソフトを選びながらも、よりポイティブに見ています。

『FIFA』シリーズのスーパーバイジング・プロデューサーを担当する Andrei Lazarescu 氏は GameSpot とのインタビューの中で、シリーズの今後の任天堂プラットフォーム展開について「『FIFA』は今後も、ニンテンドースイッチに登場するのではないかと考えています」とコメント。スイッチ版『FIFA』が『FIFA 18』だけでは終わらない可能性が高いことを明らかにしました。もちろん、セールス面も見ていく必要はあるのでしょうけれど。

インタビューの中で Lazarescu 氏はまた、スイッチ版『FIFA 18』が「過去最高のポータブル FIFA」であると EA が考えていることを改めて語り、またスイッチ版が PlayStation 4 / Xbox One 版と比べて一部モードを欠いていることにも言及。

「The Journey は Frostbite (現行機 Ver. で使用されているゲームエンジン) で動作しており、Frostbite とは切り離せないモードです。つまるところ、エンジンが Frostbite ではないので、スイッチ版には The Journey がないというわけです」

以前のインタビューでは、スイッチも Frostbite を動かすポテンシャルはあるということが語られていました。将来的なスイッチ版『FIFA』に The Journey が収録されるかどうかについて Lazarescu 氏は「スイッチ版のゲームエンジンに Frostbite を採用したらそれはあり得る話」だと回答。ただし、スムーズに事が進むかどうかは別の話で「そうなるかどうかはわからないし、大変さが異なってくる」と開発は難しいとの考えを示しました。

『FIFA 18』はおすそわけプレイに対応していて、片方の Joy-Con で遊ぶことが可能です。この場合、通常時とはボタン数が変わってきますが、これについては “4ボタンモード” のスキームを用意することで対応したと Lazarescu 氏。

「(片方の Joy-Con で遊んでいるときは) そもそも右スティックがありません。ボタン数も少なくなります。LR/ZLZRボタンの替わりは、SLSRボタンしかありませんから。これに対応するため、僕らは “4ボタンモード” を用意しました。このモードの利点は、追加購入の必要なく1台の本体(と2つの Joy-Con)があればすぐに対戦プレイができることです」

この操作モードではスキルムーブを使うことはできず、 Lazarescu 氏は『FIFA』のアクションをフルに楽しむ操作としては理想的ではないとしながら、手軽に遊べる操作方法だと利点を挙げています。

スイッチが持ち運びが可能な点に着目し、「最高のポータブルFIFA」を用意したと胸を張るEA。Frostbite が将来的に採用されるかどうかはさておき、スイッチ版が進化していくとすれば、現行据置型ゲーム機に合わせるのではなく、携帯機版『FIFA』としての道を歩んでいくのかもしれません。

FIFA 18
FIFA 18
メーカー: エレクトロニック・アーツ
発売日: 2017-09-29

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