2004年にPS2で発売された、人気ゲーム「プリンス・オブ・ペルシャ」シリーズの同名タイトルの映画版。とはいえストーリーは映画オリジナルのものだそう。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマー制作による、エキゾチックでスケールの大きなアクションアドベンチャー。
砂塵の舞うペルシャ王国を舞台に、主人公ダスタン役のジェイク・ギレンホールがキレのあるパルクール(フリーランニング)を見せてくれ、なかなか面白い映画でした。パルクールといえばYAMAKASIを思い出すね。プリンスオブペルシャには欠かせないソードアクションもしっかり出てきます。
次から次へとどんどんアクションの見せ場が出てきて展開は割と早め。最初はなんか冴えない感じだし似合わないなーなんて思っていたジェイク・ギレンホールでしたが、長髪をなびかせながらのアクションシーンを見ているとだんだん格好良く見えてきます。表情もキリリとなっていくし。
時間の砂というタイトルがついて、勿論そこがキーポイントになってくるんだけど、その魔法の力を使う箇所はほんとに大事なところだけで少なめ。CGがちょっとあからさまかなーなんてところもあったんだけど、最後まで派手なアクションで突き進む爽快な作品でした。
古代ペルシャ帝国の第三王子・ダスタンは、兄たちや叔父と共に、聖なる都・アラムートを征服する。しかし戦勝の宴でダスタンが贈った法衣を着た王が毒により死亡。無実のダスタンに嫌疑がかけられる。アラムートの王女・タミーナの手引きにより逃亡したダスタンは無実を証明するため、短剣を持ってタミーナと共に旅に出ることになる。しかし、タミーナはダスタンが偶然手に入れた“時間の砂”の入った短剣を狙っていたのだ…。
“[映画] パルクールをふんだんに盛り込んだエキゾチックアクション『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』” への1件のコメント