2018年2月で配信開始から1周年を迎えた任天堂のスマホゲームアプリ『ファイアーエムブレム ヒーローズ』。任天堂公式にも売上が良いことが報告されていますが、配信から1年で3億ドル近い金額を稼ぎ出したことが集計機関の調査により明らかになりました。『スーパーマリオ ラン』の5倍以上の売上です。
ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂で最も成功したモバイルゲームに
の調査によると、任天堂が2017年2月に配信を開始した『ファイアーエムブレム ヒーローズ (FEH)』がこの1年で稼いだ金額は、世界で2億9500万ドル。任天堂のモバイルゲームアプリの中で、最も成功したタイトルとなっています。ダウンロード数では『FEH』を大幅に上回る『スーパーマリオ ラン』ですが、2016年12月以来、配信12か月の販売金額は5600万ドル。合計でも6000万ドル程度と見られています。
『スーパーマリオ ラン』は買い切り型のアプリなので、購入は1度のみ。継続的な売り上げが発生しにくい仕組みです。一方の『FEH』はアイテム課金とランダム型アイテム提供方式(ガチャ)を搭載。課金するタイミングが何度もあり、より少ないダウンロード数でも多くの収益を上げました。
世界的大ヒットを記録した『ポケモンGO』や『Clash Royale』と比べるとまだ開きがありますが、『FEH』は任天堂のモバイル事業の稼ぎ頭となっています。『FEH』は先月、モバイルゲームの世界売上ランキング34位につけました(iOS / Android 合算)。
地域別の売り上げを見ると、日本が約6割。アメリカが約3割で続きました。残りの地域は約1割。8割以上を日本ユーザーで占めている『どうぶつの森 ポケットキャンプ』よりも海外比率が高くなっています。