【比較】Kyash Visaカードのサービス内容の違い、“Lite”になった旧リアルカードは改悪で発行・再発行手数料も有料化


 

Kyash (キャッシュ) から、新しい Kyash Card の詳細が発表。2020年2月25日より申し込み受付がはじまりました。

新カードの発行開始に伴い、従来の水色の「Kyash リアルカード」は「Kyash Card Lite」へと名称が変更に。名前が変わるだけでなく、サービス内容も望まない方向へ変更となります。

1回あたりの決済上限「5万円」、月あたりの決済上限「12万円」、1枚のカードでの利用上限「100万円」というのはこれまで通りですが、リアルカードの発行・再発行と更新の際に「300円」の手数料がかかるようになります。

またカード利用時の還元率は2020年4月1日より、現在の「1%」から「0.5%」へとダウンします。2019年9月末までは「2%」あったのですが…。1%になってから半年でさらに半減。

以前はチャージ元としてクレジットカードを紐付けておくと3%以上の還元率とすることもできたのですが……。なお新しい Kyash Card を利用すれば、還元率「1%」は維持されます。

現 Kyash リアルカード(Kyash Card Lite)のサービスが改悪

Kyashリアルカードの変更は、ICチップ搭載やVisaタッチ決済に対応する新しいKyash Cardの発行と同時に実施されます。リアルカードはKyash Card Liteへ。名前が変わるだけではありません。特典も変更されます。

  • Kyashリアルカード → Kyash Card Lite
  • 還元率 : 1% → 0.5%
  • 発行手数料 : 無料 → 300円 (初回、再発行、更新時)

新しい Kyash Card

これまで通り1%の還元を受けるためには、発行手数料900円を払い、新しいKyash Cardを利用する必要があります。

新しい Kyash Card は海外利用が可能になっていたり、1回あたりの決済上限が「30万円」、月あたりの決済上限が「100万円」となるなど、これまでのリアルカードよりも強化されています。

累計利用上限も撤廃され、100万円を超過しても新たなカードの発行は必要はありません。

有効期限まで1枚のカードを使い続けることができます。年会費は実質180円ということに。

1日・月・累計利用上限が緩和されることで、これまでより多くの場所で Kyash を使って支払いをしやすくはなります。

ただし月あたりの還元上限はこれまでと変わらずに12万円まで。3Dセキュアも載りませんでした。

  • ICチップ搭載、Visaタッチ決済に対応
  • 1回の利用限度額30万円、1か月の利用限度額100万円
  • 国内利用、海外利用
  • ポイント還元率「1%」

Kyash Visaカード サービス比較

Kyash CardKyash Card Lite
(リアルカード)
Kyash Card Virtual
1回あたりの決済上限30万円5万円3万円
※本人認証なし : 5千円
月あたりの決済上限100万円12万円12万円
※本人認証なし : 2万円
累計利用上限なし100万円
ポイント還元率1%1%
※2020/4/1より0.5%
0.5%
月あたりの還元対象決済上限12万円12万円12万円
国内利用オンライン決済のみ
海外利用オンライン決済のみオンライン決済のみ
ICチップ(4桁暗証番号)
Visaタッチ決済
Google Pay
(QUICPay決済)
発行手数料900円300円無料
年会費無料無料無料
本人確認書類必要

Kyash は短期間にサービス内容が変わってきている(主に望まない方向に)ので、新しい Kyash Card のサービスもいつまで維持されるのだろうかと不安になってしまいます。

クレジットカードからのチャージでポイント二重取りができるうちはまだいいですが、この先も使い続けるかどうか。うーん。


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