じぶん銀行が、商品・サービスの利用状況に応じて特典を受けられる「じぶんプラス」の改定を発表しました。2018年12月1日より適用されます。
改定の影響を受けるのは「じぶんプラス」のステージ「1」「2」「4」「5」の利用者。1・4・5は特典内容が変更となり、2はステージ判定方法が変更となります。
ステージ1の特典内容は大幅に改悪、ステージ2の判定は厳しくなり、現在2の方も1になる場合があります。一方、4・5の特典は拡充されます。
2018年12月より、商品・サービスのご利用状況に応じて特典を受けられる「じぶんプラス」を、一部改定いたします。12月1日以降は改定後の特典が適用されますのでご注意ください。
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じぶん銀行、「じぶんプラス」特典内容が変更
ステージ1は入出金が有料化、ステージ4・5は振込手数料無料回数が増加
「じぶんプラス」は5つのステージがあり、数字が大きくなるほど特典内容が充実します。今回、ステージ1・4・5の特典内容と、ステージ2の判定方法が変更となります。
改定前、2018年11月までの特典内容は次の通りです。
2018年12月1日以降、特典内容が改定されると次のようになります。
ステージ1判定となると、預け入れ無料が無くなり、月2回の引出し無料も0回に。入出金に必ず手数料がかかるようになります(三菱UFJ銀行、セブン銀行、コンビニATM(イーネットATM/ローソンATM)は108円/回(税込)、ゆうちょ銀行ATMは216円/回(税込)。)。一方で、ステージ4と5は振込手数料の無料回数が増加。ステージ4の場合は月3回から月8回へ。ステージ5は月5回から月15回に変わります。
ステージ2の判定方法が変更
「じぶんプラス」の当月のステージ判定は、前月20日時点の「預かり資産残高」と「取引条件」によって決定されます。ステージ2になるためには、資産残高が10万円以上、もしくは10万円未満の場合、取引条件のAまたはBに該当する必要がありました。
2018年11月までの取引条件
取引条件Aは
- じぶん銀行スマートフォンアプリへのログインが1回以上あること(前々月21日~前月20日で判定)
- 年齢が25歳以下であること(前月20日時点で判定)
取引条件Bは
- 口座振替の引落とし(クレジットカードの引落としも含む)があること(前々月21日~前月20日で判定)
- じぶん銀行決済または電子マネーチャージ(LINE Payチャージは除く)のご利用があること(前々月21日~前月20日で判定)
- 給与振込によるご入金があること(前々月21日~前月20日で判定)
- 定額自動入金サービスによる入金額合計が5万円以上であること(前々月21日~前月20日で判定)
- じぶん銀行totoのくじ購入額合計が1,000円以上であること(前々月21日~前月20日で判定)
でした。預かり資産が10万円未満の場合でもスマホアプリに月1回以上ログインすればよく、達成条件は厳しくありませんでした。
2018年12月以降の取引条件
これが2018年12月以降変更となります。預かり資産10万円以上の場合は変更ありませんが、10万円未満の場合の判定で、取引条件Bが無くなり、さらに取引条件Aの内容が大幅に変更となります。
改定後の取引条件Aは次の通りです。
- じぶん銀行totoのくじ購入額合計が1,000円以上であること(前々月21日~前月20日で判定)
- 給与振込によるご入金額合計が5万円以上であること(前々月21日~前月20日で判定)
- au WALLET プリペイドカードへのオートチャージによるご出金が3ヶ月以内に1回以上あること(4ヶ月前21日~前月20日で判定)
- 「じぶん銀行スマホデビット」での決済(2019年春より追加予定)
12月以降は判定期間内に1,000円以上のじぶん銀行toto購入か給与振込が合計5万円以上、au WALLET プリペイドカードへのオートチャージ(これは3ヶ月に1回)のいずれかが必要となります。もしくは10万円以上の資産をキープしていないと、入出金に手数料が発生します。
ステージ4・5は振込手数料無料回数が増加
預かり資産残高が100万円〜300万円未満の場合はステージ4、300万円以上になるとステージ5に自動的に判定されます。ステージ4・5は今回の改定で、他行宛の振込手数料無料回数がステージ4は従来から5回増えて月8回、ステージ5はプラス10回の月15回に大幅増となります。
Welcome期間特典が短縮
また口座開設時、「じぶんプラス」のステージ判定が1または2だったときに、期間限定で3となる「Welcome期間特典」が短縮されます。従来は最大6ヶ月間(口座開設から5ヶ月後の末日まで)、適用期間が用意されていましたが、12月1日以降に口座開設した場合は「最大3ヶ月間(口座開設から2ヶ月後の末日まで)」となります。
大口ユーザーにとってはサービス改善、小口ユーザーにとっては改悪になるという、じぶん銀行の特典「じぶんプラス」の2018年12月からの改定でした。