先月Twitterから発表された、ツイートボタンとフォローボタンのデザイン刷新。合わせてツイートボタンのツイート数表示機能も廃止されることになりますが、これらの変更が11月20日までに完了することが、公式ブログで発表されました。
Twitter Blogsにて「持続的なプラットフォームのための難しい決断」とした記事が公開。ツイートボタンとフォローボタンのデザイン変更とツイートボタンのツイート数表示を廃止する理由が説明されています。
カウント数は「インパクトを正確に反映していない」
記事によると「掲載コンテンツに対するTwitterのインパクトを正確に反映したものではない」ことが大きな理由となっているようす。
ツイートボタンのカウントはある特定のURLを含んだツイートの数を表示しますが、この数字は皆様のコンテンツに対するTwitterのインパクトを反映していません。この数字は、リプライ、引用リツイート、同じコンテンツを表すが異なるURLを含むツイートといったものを含まないだけではなく、このURLをツイートしたユーザーにどれだけ多くのフォロワーがいるかといった情報を含まないからです。
またカウントAPIが公式に公開されたパブリックAPIに含まれていないこと、Twitterが開発したリアルタイムでマルチテナントな分散型データベースのManhattanに移行しておらず、再構築にかかるコストも廃止理由でした。
というわけで、2015年11月20日までにツイート数表示は終了。◯◯RTなんてシェア数を全面的にアピールしているメディアにとっては特に影響が大きく、今後終了まで対応に追われることになりそうですね。Twitterに溢れかえる、RT水増し用の実名風スパムアカウントも一掃されるといいんだけど。