北米を中心に好調な販売が続く任天堂のNFCフィギュア『amiibo』。2015年4-6月期は420万体を販売し、累計販売数は1470万体となりました。
『amiibo』の販売数は任天堂の広報担当・皆川恭広氏がQ1決算報告で報道に対して明かしたもの。4-6月期は『スプラトゥーン』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ』のキャラクター新作が複数発売され、2015年1-3月に販売した480万体から若干減少する結果となりました。
ただこの減少は、人気が落ち着いてきたというよりも、そもそも任天堂からの供給量がまったく需要においついていないこと。そして目当てのキャラクターを目にすることが出来ない諦めも影響していそう。
海外任天堂は供給不足を認識し生産見積もりを2〜3倍に引き上げる必要があるとの見方を示していますし、最大消費の北米地域では新作が月間100万体売れるなど瞬間風速は健在。
『amiibo』はソフトやハードに比べて販売価格が安いため、今はまだ収益に対するインパクトは大きくないと思われますが、品不足を解消する生産体制が整い、魅力的な連携ソフトが増えてくることで、任天堂の「Toys to Life」カテゴリは収益の1つの柱として貢献するようになっていきそうです。
amiiboの推移(全世界)
2014年11月:amiibo 発売開始
2014年12月末:570万
2015年03月末:1050万(+480万)
2015年06月末:1470万(+420万)