任天堂アメリカは23日、Wii U『スーパーマリオメーカー』を記念した“ハッカソン”イベントを、メンロパークのFacebookの本社で7月28〜29日に開催すると発表しました。
“ハッカソン”は「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語。Facebook創業時から行われているユニークな企業文化で、プログラマーたちが日々の業務から離れて短時間でアイデアを形にし、最後はプレゼンも行うというもの。発想、技術、コミュニケーション、進行管理、プレゼンと様々な能力が求められます。あの「いいね!」もハッカソンから生まれた機能だとか。
今回の「スーパーマリオメーカー ハッカソン」では、Facebookの従業員がマリオのステージデザインに挑戦。用意されるのはE3に出展されたバージョンで、ゲーム内のツールを駆使して各々ステージをデザイン。優秀なステージはソフト発売後、ユーザーも利用可能になります。
任天堂はハッカソン終了後にイベントの様子を収録した映像を用意するほか、当日はソーシャルメディアを通じてイベントの様子を発信していくとのこと。
「Facebookは楽しい楽しい経験を共有することで人々を結びつけるサービスとして広く知られています。ビデオゲームもその役割にピッタリ合いますし、より多くの人々へ『スーパーマリオメーカー』の面白さを介したつながりを届けるため、Facebookと協力できることにワクワクしています。このゲームは誰もが簡単にマリオのステージを創り、共有することができます。ゲームの発売前に才能あふれるFacebookのスタッフが制作するステージがどんなものになるのか今から待ちきれません」
と任天堂アメリカのセールス&マーケティング担当EVPを務めるScott Moffit氏は述べています。
Wii U用ソフトとして発売される『スーパーマリオメーカー』は、誰もが手軽にマリオのステージを作成し、遊び、共有できる任天堂公式の2Dマリオエディタ。初代『スーパーマリオブラザーズ』から『New スーパーマリオブラザーズ U』に至るまで歴代シリーズのスキンが4種類用意されています。
予め100種類ものコースが用意されていたり、インターネットを介して公開されたコースをダウンロードしたり、また『amiibo』を使った遊びも収録。30周年記念ソフトとして、クリエイト抜きでも遊びごたえのあるソフトに仕上がっていそうです。
国内版『スーパーマリオメーカー』は9月10日に発売予定。