昨年は『Mario Maker』としてE3で発表、出展された2Dマリオのコース作成ソフト『スーパーマリオメーカー』。今年のE3では、正式名称に“スーパー”が付いた形で改めて発表され、『スーパーマリオブラザーズ』発売から30周年ということもあってプレゼンテーションの中でも多くの時間が割かれていました。なぜ最終的に“スーパー”が付くことになったのか。
GameInformerとのインタビューの中で、任天堂の手塚卓志氏(プロデューサー)と忍野洋介氏(ディレクター)がその理由を語りました。
両氏によると、タイトルに“スーパー”が付くことになった理由は大きく2つ。
まず1つ目は、昨年のE3で初出展したバージョンと比較して、より完成に近づいた今年の新バージョンは、非常に多くの機能が、あたかもパワーアップしたかのように満載だということ。スーパーを冠することで、その違いを分かりやすく印象付けられるということです。
もう1つは、こちらが最も重要ですが、単に『マリオメーカー』というタイトルだった場合に、あらゆるマリオゲームを制作できるツールなのかなと消費者に誤解を与えかねない懸念から。
任天堂としてはアクションゲームの『スーパーマリオ』に関するソフトであると伝えたいため、“スーパー”を付けてより伝わりやすい形になったというわけです。
『スーパーマリオメーカー』は、「任天堂ワールド・チャンピオンシップ」にて正式タイトルが決定したことが明らかになり、ドットのはてなブロックを手にしているマリオの姿が印象的なキービジュアルもお披露目。デジタルイベントでは発売日も発表されました。