NPDグループから2014年5月期のアメリカビデオゲーム市場レポートが報告されました。『Watch Dogs』と『マリオカート8』というビッグタイトルが発売された5月、ハード・ソフト両市場が前年比プラスとなり、全体の市場規模は前年比52%増の5億8600万ドルを達成しています。
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ハード市場は前年比ほぼ2倍
ハード市場は前年比95%増とほぼ倍の1億8700万ドルを生成。勢いは落ち着いてきているものの、引き続き高単価な次世代機が市場を牽引。トップセラーとなったのはPS4で、5ヶ月連続で首位を維持しています。『マリオカート8』同梱セットのあったWii Uや、おなじく『Borderlands 2』同梱セットのあったPS Vitaも前年比増を達成しているとのこと。
ソフト市場もプラスに
減少が続いていたソフト市場も、前年比57%増の2億7400万ドルを生成(PCソフトを含めると2億8400万ドル)。注目ソフトが複数発売され、市場が活気づいています。
2014年5月発売ソフトの売上は、前年比で800%以上の販売額を生成。ソフト売上全体の5割を占めました(2013年5月発売ソフトの販売額は全体の9%でした)。
2014年5月: アメリカチャート トップ10
- Watch Dogs (PS4, Xbox One, Xbox 360, PS3, PC)
- マリオカート8 (Wii U)
- MLB: 14 (PS4, PS3, PS Vita)
- Wolfenstein: The New Order (PS4, Xbox One, Xbox 360, PS3, PC)
- Minecraft (Xbox 360, PS3)
- The Amazing Spider-Man 2 (Xbox 360, PS3, PS4, Xbox One, 3DS, Wii U)
- NBA 2K14 (Xbox 360, PS4, PS3, Xbox One, PC)
- Titanfall (Xbox 360, Xbox One, PC)
- 星のカービィ トリプルデラックス (3DS)
- Call of Duty: Ghosts (Xbox 360, PS4, PS3, Xbox One, PC, Wii U)