5月29日のローンチが近づくWii U『マリオカート8』。華やかなビジュアルを実現しながら『マリオカート』のこだありでもある60fpsを達成したことは、ゲームの楽しさ以外にも、Wii Uのポテンシャルを知る上で大きな意味をもっていそうです。
『マリオカート8』のグラフィックに関しては、以前にも語られていますが、3DSで発売された『マリオカート7』に続いて、Wii U向けの最新作『8』でもディレクターを務めている任天堂の矢吹光祐氏は、EDGE最新号のインタビューで、開発チームがWii Uのハード性能を十分に引き出すことができたとコメントしています。
「開発チームが『マリオカート8』で目指していたのは、HDグラフィクスを用いて滑らかな60fpsで遊べるゲームを作ることでした。その目標を達成するために、僕たちはWii Uでできることを目一杯やりました。
とはいえ、私はWii Uにはまだ多くのポテンシャルがあると思っていますし、僕たちが考えつかないようなWii Uの使い方がもっと出てくるだろうと思っています」
『マリオカート8』開発でWii Uの性能を遺憾なく発揮したことを振り返りつつ、これで終わりではないと次なるタイトル登場に含みを持たせる矢吹氏。
E3 2014では、発表済みタイトルの発売日発表が行われる他、Wii U向け『ゼルダの伝説』最新作のお披露目や、前々から言われているWii U GamePadを活用した内製タイトルが、完成間近に見えるものも含めて複数発表される予定です。