ことを明らかにした任天堂アメリカ、昨年に提携が発表されているWii Uではどのくらいの数のUnity製タイトルが動いているのか、そのタイトル数も報告されています。
任天堂はGDC 2014で、Unityで制作されたインディータイトルを自社ブースで出展しましたが、任天堂アメリカのライセンス部門マーケティング担当シニア・マネージャーであるDamon Baker氏がSiliconeraに語ったところによると、トータルでは50以上のUnity製ゲームが控えているとのこと。
「このGDC期間、任天堂は9タイトルを展示していますが、パイプラインには17のタイトルがあり、提出を終え発売を待っている状態です。これらのタイトルは今後2ヶ月以内にリリースされる予定です。それから、また別に50もの発売予定タイトルが控えており、我々は多くのUnityコンテンツが充実する最中にあります」
とBaker氏は述べています。
メジャーなソフトメーカーとは、発表タイトルから察するに良好な関係を築けているとは言えないWii Uですが、インディーデベロッパーに関しては、前世代から格段に整備されたeShopや開発環境により、支持を得られている様子。
任天堂は今回のGDCで、昨年発表したもう1つの開発環境、Web技術を活用する「Nintendo Web Framework」で制作した『マリオvs.ドンキーコング Wii U』のデモを出展。ゲームコンテンツ開発にも十分利用可能な技術であることをアピールしています。
Wii U対応予定のインディータイトルは、Unity以外で制作されているタイトルも含めると、100タイトル以上とも言われており、Wii U eShopのデジタルディストリビューションは、今後さらなる拡大が見込まれています。