1991年にSFCで発売され、その後幾つかのゲーム機に移植・リメイクされた『FINAL FANTASY IV』の続編で、携帯電話で配信されている作品の移植。本編と最終章は800ポイントで、各キャラクターに焦点を当てた追加シナリオは各300ポイント。
追加シナリオの1つ1つは2-3時間で完結する短いモノだけど、クリアデータを最終章に引き継げたり、クリア後にはチャレンジダンジョンと呼ばれるダンジョンが登場し、強力なアイテムが手に入る。元々FF4ファン向けのソフトなだけに、物語を補完していく意味でもプレイする価値はあるんじゃないだろうか。まあ、全部買っていたらそれなりの額になるので、ちょっと短すぎるかなという嫌いはあるけれど。
SFC時代のグラフィック、音楽を踏襲していて無駄なムービーもなくサクサクと進んでいきます。4は音楽がとても良いので、もう少し力を入れてアレンジしてくれてもと思いましたが、まあ気にならないレベル。オリジナルではチビキャラだったフィールド上の2Dキャラクターも、戦闘シーンと同様のドット数に増えて良い感じです。
気になるのはエンカウント率の高さと、ザコ敵が持つカウンター攻撃の多さ。これは昔なら気にならなかったのかもしれないけれど、今となっては煩わしい。戦闘は月齢システムという、月の満ち欠けによって技の攻撃力が変わったり、バンドと呼ばれる協力技があったり新要素は加わっているけれど、数歩で現れるモンスターを見ているうちにだれてきてしまう。
シナリオは・・・FFシリーズは毎回こんなもんじゃないのかな。良くも悪くもFFストーリーです。同じ世界観で続編が出たことでそれなりに満足。
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“[Wii Ware] FINAL FANTASY IV THE AFTER YEARS -月の帰還- / スクウェア・エニックス(2009)” への1件のコメント
[Wii Ware] FINAL FANTASY IV THE AFTER YEARS -月の帰還- / スクウェア・エニックス(2009): 1991年ã.. http://bit.ly/6ed9C0