意外と早い、9月26日に発売日が決定したWii U『ゼルダの伝説 風のタクトHD』。プロデューサーの青沼氏から後半の調整が明言され、ゲームキューブ版でカットされたというダンジョン収録を期待していた矢先ですが、それらのダンジョンは、既に後のゼルダタイトルで使用されていた事が明らかになりました。
「正直に言うと、(カットした)それらのダンジョンは、他のゼルダタイトルで使用したために除かれていて、今回のリメイクでそのダンジョンを使う事はできません」青沼氏は申し訳なさそうに笑い、Eurogamerの取材に答えています。
「ゲームキューブ版からの追加コンテンツについて、たくさん質問をもらいました。ですが、僕らはオリジナル版のストーリーに忠実でありたいと考えています。ダンジョンを追加すると、忠実でありたいオリジナル版の他の部分にも影響が出てしまいます」
ゲーム中盤までと終盤で評価が一変する『風のタクト』ですが、全体的なボリュームを適切に感じてもらえるよう、ぺーシングに気を遣って再調整されているとのこと。既に船の移動速度を変えられることは発表されていますし、後半の調整についても青沼氏から直接デベロッパーダイレクトで語られました。
追加ダンジョンの収録が無さそうなのは残念ですが、『風のタクトHD』では新たな遊びとして、Miiverse機能を活用したボトルメールのような「チンクルボトル」システムが導入され、メッセージやスクリーンショットで他のユーザーとゲーム体験を共有できるようになっています。
Wii U『ゼルダの伝説 風のタクト HD』は、9月26日に発売予定です。