『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイクがニンテンドー3DSで発売されたことで、同じ時間軸の続編である『ムジュラの仮面』のリメイクにも期待する声が上がり、ファンメイドのハイクオリティなフェイク映像や特別仕様の3DS本体画像などがアップされていますが、総合プロデューサーである任天堂の青沼英二氏は、リメイクの開発には慎重なようです。
「(リメイクの)噂を聞いたことがあるって?うーん、どうなんでしょうね。
『ムジュラの仮面』は非常に特別なゲームです。支持してくれるファンは本当に熱心な層で。もし任天堂がムジュラのリメイクを作るのだとしたら、我々はそのファンをがっかりさせたくはありませんから、全身全霊を傾けて臨まなくてはならないでしょう。
なので、噂を聞いたことがあったとしても、リメイクを実際に行なうのは相当なコミットメントだと言わざるを得ないですね」
E3 2012では、宮本茂氏から『神々のトライフォース』か『ムジュラの仮面』のリメイクを検討しているなんていう話も出ていて、『時のオカリナ』と繋がりのある『ムジュラ』の線もあるのではないかと踏んでいましたが(実際に発表されたのは『神トラ2』でした)、おそらくゼルダファンの中でも支持層が濃い『ムジュラ』のリメイク決定は、そう容易ではないようです。
3DSの立体視で月が落ちてくる表現であるとか、Wii U GamePadに目を落とす度に月がこっちを見てたりだとか、ムジュラの怪しくて不気味な世界は今のハードなら色々弄れそうですけれどもね。団員手帳の管理もタッチ画面なら簡単でしょう。