2010年のWii『ドンキーコング リターンズ』以降、新作が途絶えている任天堂の海外開発拠点の1つレトロスタジオですが、任天堂がONM(Official Nintendo Magazine)に語ったところによれば、“そう遠くないうちに”レトロ新作を紹介したいと考えているとのこと。
3DS『ドンキーコングリターンズ3D』の開発は、オリジナル版を担当したレトロスタジオではなく、Monster Gamesが行っている事が判明していますが、ONMが行なった任天堂へのインタビューの中でONMが、
「レトロスタジオが『ドンキーコングリターンズ3D』を開発していないとしたら、彼らは何を開発しているんです?あのバウンティ・ハンターに関するタイトルですか?」
という直球質問を投げかけたところ、任天堂のヒロ山田氏は、
「さて、どうでしょうね。けれど、新作に関してはそう遠くないうちに紹介したいと思っています」
と近々発表される見込みであることを示唆。
レトロスタジオのプロジェクトは、2010年にWii『ドンキーコング リターンズ』をリリースして以降、2011年の『マリオカート7』の開発に部分的に関わったのが最後となっており、昨年のE3時期にも様々な噂が出回るなどその動向が注目されています。
その後、任天堂アメリカのレジー社長が「レトロスタジオはファンタスティックなプロジェクトに関わっている」と発言したり、Wii U向け『ゼルダの伝説』最新作に関わっている事が明らかになりました。
ですがレトロスタジオと言えば、過去に『メトロイドプライム』シリーズを手がけており、スタッフの増員や新社屋への引っ越しもあったことから、別タイトル(特に『メトロイド』新作)も開発しているのでは?と、ユーザーの期待はゼルダに止まりません。
遠くないうちには6月のE3がありますが、今年こそ新作が発表されるのかどうか、注目の1つとなりそうです。