ONM(Official Nintendo Magazine)にて、GameMasterの取材に応じた任天堂の宮本茂氏のWii U『ピクミン3』についてのコメントが掲載されています。
宮本さんによれば、Wii Uで開発中で2013年春発売予定のシリーズ最新作『ピクミン3』は、『2』よりもオリジナル版『1』に近い戦略要素を持ったゲームに回帰しているようです。
初代『ピクミン1』を振り返って宮本さんは、「僕たちはピクミンが人々が遊ぶのにそれほど簡単なゲームではない事に気がつきました。そして時々、ユーザーがストレスを感じていたと言うこともわかりました」
『ピクミン2』では『1』の反省から、「『ピクミン2』の主な狙いは、できる限りストレスを取り除いて、とてもユーザーフレンドリーにすることでした」と語ります。
ですが宮本さんは、「僕自身としては、その方向性に完全に同意はできませんでした。『ピクミン1』は戦略的なゲームとして捉えていたので、『ピクミン1』の持っている特性(ストレスを感じる一面)は、意図的にそうしてあるんです」
「任天堂が『ピクミン3』の開発を始めたとき、僕は『ピクミン2』の主要開発メンバーを集めて、そして僕が考えている『ピクミン1』の基本に立ち返る重要さを話したんです。また僕の仕事の半分は、ただ話をするのではなく、僕が何を意図しているのかを理解してもらえるよう説得することでした」
『2』は『2』で面白いゲームでしたが、日数制限が無い上に洞窟内では1日の時間経過もありませんでした。より引き締まったゲームなのは「30日以内」という日数制限の設けられている『1』の方でしたね。
ただ、のんびりピクミン達を連れて世界を歩いていても楽しいのが『2』の良いところで、そこは捨ててもらいたくないなと思います。仮に日数制限が復活するとしても、長くのんびり気ままにと楽しめる別モードが用意されていると嬉しいです。
年初のニュースですが書いていなかったのでメモとして。