スクウェア(現スクウェア・エニックス)の『聖剣伝説』シリーズに携わったスタッフによって2000年に設立された、『マジカルバケーション』や『MOTHER3』で知られる任天堂の子会社「株式会社ブラウニー・ブラウン」が、2013年2月1日より社名を「1-UPスタジオ株式会社」に変更しました。
ブラブラという愛称でも長く親しまれていた「ブラウニー・ブラウン」の名が消え、「1-UPスタジオ」として新たに出発することになりました。同時に、亀岡慎一氏も社長職を退いたことが、自身のTwitterで明らかにされました。
ご報告でっせ!つい先ほど株式会社ブラウニー・ブラウンの代表取締役社長を退任致しました。12年半、応援していただいたみなさん、本当にありがとうございました!そして、ありがとう任天堂。
— 亀岡慎一さん (@ShintaKameoka) 2013年2月1日
ブラブラはグラフィッカー中心の会社で、発売タイトルもそれを反映してか、強く印象に残る美しいグラフィックのゲームが多かったように思います。今は見られなくなってしまいましたが、公式サイトのイラストも素敵でした。
よく遊びに行く吉祥寺に会社があるので、勝手に親近感を覚えていたり。『MOTHER3』発売時の、糸井さんの開発インタビューで、吉祥寺ネタが出てきたときには「知ってる!知ってる!」と、ちょっと興奮しました。ロンロンとか、アンテンドゥのコロッケパンとか。コロッケパン、買って食べてみた気もします。
ちなみに吉祥寺には、『ガールズモード』シリーズ等を手がけるシンソフィアや、『シアトリズム ファイナルファンタジー』等のインディーズゼロもあるんですよね。
ブラブラは2011年の『スーパーマリオ 3Dランド』開発に参加して、最近ではレベルファイブから発売された『ファンタジーライフ』の開発にも携わっていましたね。
1-UPスタジオは今後、任天堂との協働制作により注力できるような新体制で、ゲーム制作が行なわれるようになるということです。期待。