任天堂の株価が2024年1月10日の東京株式市場で時価総額 10 兆円を突破しました。この日の終値で過去最高値となる7,823円をつけた任天堂株。足もとの堅調な収益と任天堂のゲームビジネスへの評価、Nintendo Switch 後継機種(仮にNintendo Switch 2)に対する期待を反映して、昨年末から上昇を続けています。
2024年1月からの新 NISA(少額投資非課税制度)の導入も、人気株への追い風となったと見られます。任天堂は2022年10月1日、1株につき10株に分割する株式分割を行いました。これにより個人がより購入しやすくなっています。時価総額10兆円を超えるのはトヨタ自動車やソニーグループなど。日経によると任天堂は時価総額上位10社で唯一のエンタメ専業企業とのこと。
次世代機への期待が膨らむ中、任天堂は今のところ現行の Nintendo Switch に注力。新作発表の場である公式番組 Nintendo Direct でも、まだしばらくは現行機を推し、次世代機のお披露目はないのではと見られます。
任天堂はスイッチの次世代機に関して「移行の際にニンテンドーアカウントを活用する」ことは公式に発言しています。